東京農業大学(農学部)に進学
落ちた大学・学部
明治大学(農学部)
玉川大学(農学部)
偏差値
受験時:65
(受験1年前:58)
大学受験失敗の理由
緊張と体調管理。
新卒で入社した企業・職業
農協・営業
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:理系
得意科目:生物
苦手科目:世界史
1日の勉強時間:6時間
大学受験の体験談
私は学区内で一番偏差値の高い高校に通っていました。
同じ高校に通っていた友人や先輩は東大や京大、慶応、早稲田、上智といった大学を受けているような進学校でした。
私は高校での成績は300名中、150~200番あたりにいました。
高校に入学した時から生物が好きだったこともあり、農学部への進学を決めていました。
しかも文系科目はほとんどが苦手でしたので、私立の大学に絞って、生物、数学、英語の3科目のみ力を入れて勉強していました。
予備校には高校2年生から通いました。
予備校で行われている統一テストでは、3年生になってからずっと、第一希望の明治大学農学部は合格ライン(A判定)でした。
そのため、予備校のチューターからももっと偏差値の高い大学を受けてみてはどうかという話もありましたが、実家通いがしたかったのと、大学祭に行った際、明治大学の雰囲気がとても良かったので、どうしても明治大学に行きたいという思いでした。
私も絶対に入るという思いで、毎日高校の後は予備校の講座を受け、さらに予備校が閉まるまでは自習室で学習をしていました。
本当に受験までの半年間は、人生の中でこんなに勉強したことがないと言えるくらい、毎日が勉強の日々でした。
睡眠時間は1日約4時間くらいでした。
でも目指す大学があったので頑張れました。
しかし受験勉強の終盤に差し掛かった、ちょうど年末あたりに体調不良に陥りました。
勉強しようと机に向かっても眩暈がするようになってきたり、気分が悪くなってしまったりが多くなりました。
母に連れられて内科に行き、脳のMRIもとりましたが、特に異常は見つからず、精神的なものだと言われました。
おそらく受験のストレスが私の体調不良を起こしていたのだと思います。
そのころから、本当に受かるのだろうかという不安な気持ちも増していきました。
それは受験日当日まで続きました。
めまいの薬を服用しながら、受験のテストに臨みました。
眩暈の薬を飲んでいても、ふらつきがあり、今思えば集中できていなかったと思います。
結果、第一希望も第二希望も不合格となってしまいました。
とてもショックで、高校の卒業式の時は卒業の寂しさよりも、大学が落ちてしまったことの悲しさの方が勝っていました。
しかし社会人になった今、私は東京農業大学の農学部に行って本当に良かったと思います。
たくさんの良い友人や教授にも恵まれ、さまざまな経験をすることができ、本当に大学生活を満喫することが出来たのです。
受験生へのアドバイス
私は気持ちの面で受験が重荷になり本来の力を発揮できませんでしたが、ぜひ気持ちを楽にもって受験に臨んでください。
あまり気持ちを追い込みすぎると精神的に弱ってしまいます。
自分らしく勉強していれば、自分の道は必ず開けると思います。
また私のようにたとえ落ちてしまったとしても、必ず新しい環境はプラスになります。
頑張ってください。