立命館大学(経済学部)に進学
落ちた大学・学部
同志社大学(経済学部、法学部、商学部)
関西学院大学(経済学部、法学部、商学部)
偏差値
受験時:53
(受験1年前:50)
大学受験失敗の理由
現実逃避
新卒で入社した企業・職業
JT(日本たばこ産業)、営業職
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:文系
得意科目:英語
苦手科目:数学
1日の勉強時間:5時間
大学受験の体験談
私の大学受験は現役での受験から、浪人してからの受験するまで何の目的もなければ、何の目標もなかったのです。
まず、そんな意識で大学受験が上手く行く方がおかしいです。
案の定、私は現役時代の受験では全て不合格です。
その後、浪人生となり某予備校へ入学するのですが、これも私に合ってなかったのです。
大学受験に対して目的・目標がないところに予備校に入学したものですから、それだけで勉強してる気になってしまっていたのです。
どのレベルまで学力をUPさせるというものが全くなく受験しようと決めた大学は、単なる印象で決めていたのです。
はい、全ては現実逃避です。
自分に自信がなく、高校を卒業して就職するのも嫌でしたし、専門学校に行くにも学びたいこともなかったです。
フリーターになると厳しい親に叱られますから、とにかく、そこそこの大学に入学し、社会へ出る為の時間を少しでも遅らせるのが目的であり目標だったのです。
どこの大学でも良かったのです。
しかし、あまりにランクが低い大学ですと自分のプライドもあり、少しでもマシな大学に入れたら良いなという感覚です。
この辺ですでに大学受験を舐めてますから、マークシートで受験できる大学なら、なんとか合格するのではないかとさえ思っていたのです。
そんな気持ちで浪人生として春から夏まで過ごしている定期的に受験する模擬試験での結果が悪くなり、偏差値が50を切ってしまうことも何度か出てくる。
これではさすがにマズイと思い秋から受験勉強をし出すのですが、時すでに遅しです。
基礎学力から勉強し直す必要があり、11月末まで目標とする大学の傾向と対策に全く取り組めない状況だったのです。
12月に入ると予備校からも受験大学についてアンケートが届きます。
目標は高くというわけで自分の偏差値以上の大学を受験すると決めたのですが、これがまず間違いです。
目標が高いのは良いことですが、時期が遅すぎて目標を達成するための準備がまず出来ないにも関わらず実力以上の大学を目指すことになります。
一応、赤本を解くのですがチンプンカンプンです。
それでも根底に現実逃避するために大学受験するという大義名分がありますから焦りが全くないのです。
焦りがないので、周りからは逆の意味で「かなりこいつは出来る奴だ」と誤解されていたのです。
ライバル視するクラスメートさえいたのです。
受験シーズンに入り、申し込みをします。当時で1学部受験するのに約3万円です。
目標とした大学2校で6学部でしたから、18万円です。
この値段を思い出すと両親に申し訳ない気持ちでいっぱいです。受かる可能性がゼロなのに申し込んでいたようなものです。
浪人してましたから、目標大学以外にプラスで4大学・7学部を最終的に受験してます。
どこでも良いから受かってくれといった心境です。
受験では手ごたえなど全くなく、途中、ハローワークへ出かけて職探しをしてたぐらいです。
受かる見込みが全く持てなかったからです。
結果として進学した大学は運で合格してます。
合格した大学よりランクが下の大学にいくつも落ちていましたから、運です。
強運で受かったのです。
私としては現実逃避という目的・目標を達成できるめどがついたわけですから安堵です。
大人になって凄く思うのがもっと受験に対して真摯に向き合っていたら、こんなにも家族に迷惑もかけなかったし、私自身も他の学部を受験していたと思います。
数学が苦手なのに経済学部に進学してしまい必須科目が全然理解できず勉強は面白くないわ、卒業するための単位を取るのに四苦八苦する羽目にあったのです。
受験生へのアドバイス
大学に入ることが現実逃避でも構いませんが、せめて受験する学部は自分に合った学部にすることを勧めます。
私のように数学が苦手なのに経済学部に進学すると4年間が本当に大変なだけでなく無駄になります。
少しでも興味が持てる学部を選んでください。