神戸大学(発達科学部)に進学
落ちた大学・学部
関西学院大学(社会学部)
偏差値
受験時:63
(受験1年前:57)
大学受験失敗の理由
国立志望ということで滑り止め対策に不十分だった。
新卒で入社した企業・職業
非営利法人
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:文系
得意科目:英語
苦手科目:国語
1日の勉強時間:10時間
大学受験の体験談
私は高校入学当初より国立大学、特に自宅から通える神戸大学を第一志望にしていました。
学部は特に決めていなかったのですが、「社会」について学べるところにしたいと思い、神戸大学文学部、発達科学部のどちらかにしようと考えていました。
進学校の高校に通っていたため、周りも国公立志望が多く、学校の授業を中心に基礎を2年生、3年生から応用的なものや国公立対策をするというところでした。
私立の大学はマーク式の大学も多く、対策はギリギリでも大丈夫という雰囲気がありました。
私は浪人はしないでおこうと思っていたので、私立もどこか考え、自宅から通える関西学院大学の社会学部を滑り止めにしようと漠然と考えていました。
高校3年6月の部活の引退までは部活と両立、学校の授業の中で苦手をなくすようにしていました。
いざ、部活を引退してから、本格勉強をするぞーとはりきったのですが、センター試験模試を受けて、そもそもセンター対策をしないと神戸大学を受験しても受からない、と衝撃を受けました。
神戸大学はセンター試験の配点が半分程度あり、全体で8割程度とらなければボーダーラインに届かないというレベルでした。
また、神戸大学の過去問を赤本で見ると難しいことに驚き、得意な英語も基礎を大事にし、単語や文法を勉強しながら記述の対策を見越した勉強を始めましたがなかなかうまくいかない日々でした。
夏休みは予備校の神戸大学対策の夏季講習やセンター試験の苦手科目の国語の対策にも通っていました。
秋からはセンター試験対策と苦手な国語の記述対策、日々の通学は英単語や古文単語を覚えていました。
直前の記述模試やセンター模試でもまだD判定でしたが、12月のそれぞれの模試を終えてからはセンター試験の最後の追い込みをかけました。
年が明けて、私立の大学の願書は関西学院大学社会学部に出しました。
3教科(英語・国語・世界史)でセンター試験の勉強もしているから大丈夫と考え、過去問もそこそこに受験することにしました。
関西学院大学の受験の前にセンター試験がありましたが、努力の成果もあって目標にしていた全体で8割をとることができ、神戸大学に受かる可能性もつないだ!!と喜び発達科学部に願書を出しました。
そこで、ふと気づいたのが、関西学院大学に英語・国語・世界史のセンター利用を出していなかったこと。
滑り止めだし受けに行けばいいと思っていましたが、全体で8割、英語・国語・世界史の3科目では9割でしたので出していれば受かってた!と思った時にはすでに遅く、センター利用の願書は締切済みでした。
(現在はどのような制度かは分かりませんが、私の時はそうでした。)
気を取り直して、当初から出していたマーク式の受験をしましたが、不合格。
対策を怠っていた自分を責めました。
神戸大学受からなければ浪人だと思って最後の追い込みをかけて勉強しました。
神戸大学は合格。
見事現役で第一志望に入学しました。
受験生へのアドバイス
私は結果的に第一志望の神戸大学に合格しましたが、私立の大学を滑り止めということで完全に対策していなかったのと、滑り止めであればセンター利用を出せばいいのに出していなかったという失敗があります。
もしかしたら、滑り止めが落ち、後がない気持ちから最後の追い込みが功を奏したのかもしれませんが、受験する大学の対策や受験方式はよく確認することが重要だと思っています。