千葉大学(園芸学部)に進学
落ちた大学・学部
千葉大学(園芸学部)
※現役
偏差値
受験時:64
(受験1年前:60)
大学受験失敗の理由
センター試験での腹痛。
新卒で入社した企業・職業
飲料メーカー・研究開発
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:理系
得意科目:生物
苦手科目:数学
1日の勉強時間:1時間
大学受験の体験談
現役時には第一志望B判定で、ほぼ合格すると見込んでいました。
センター試験当日はあいにくの大雪。
気温はかなり下がっていました。会場の大学にいくと周りの受験生からも緊張が伝わってきます。
冷えと緊張の腹痛2大要素が揃ってしまいました。
2科目ほど試験が終わった頃、その時はやってきました。
まさかの試験中の大腹痛です。
冷や汗、脂汗を書きながら、問題用紙もぐっしょり。
途中でトイレに立つ時間もありませんし、一度トイレに行ったら止めどなくなってしまう可能性もあり、耐えられるだけ耐えることにしました。
当然集中力はなくなり、惨めな結果に。
志望校はセンター試験の比率が高いため、2日目の挽回も追いつかず、見事に不合格。
後期試験でも合格はなりませんでした。
高校は進学校ではありましたが、みんなのんびりとしていて、浪人、予備校は当たり前で「四年生高校」なんて言われていました。
そんな中私も同じく晴れて浪人生に。予備校入学時に校長が言った言葉「入学おめでとうございます」受験に失敗したばかりのタイミングでこの言葉には正直イラッとしました。
しかし、1年後に、この言葉を気持ちよく受け入れることができていました。
浪人生活は確かに現役の時に比べて遊んでいるだけではまずいですし、勉強に向き合う時間が増え、また、二浪はしたくないという不安感から辛いものでした。
しかし、色々な高校から入学し、同じ受験という目標に向かって努力し、励まし合う環境はとても心強く、新たな人脈を築くことができました。
大学に入ってからももちろん交友関係が広がって楽しいのですが、それとはまた一味違った関係は他に代えがたいものでした。
そうこうしている内にまた受験シーズンに。
家計の負担を考え、私立大学への入学は考えていませんでしたので、また国立大学一本勝負です。
浪人して学力が上がったものの、腹痛という大きなハンデを抱える可能性と、絶対に二浪できないという考えから現役時に受験したのと同じ大学を受験することにしました。
センター試験もこの年は腹痛も生じず無事に済み、二次試験も予定通り順調に進んで、結果は余裕で合格でした。
現役の時にも体調さえ悪くならなければ合格していたのに、という悔しい気持ちもありましたが、浪人中の人脈が広げられ、有意義な時間を過ごせたことはそれはそれでよかったと思っています。
一浪くらいであれば、その後の就職でも何も不利に働くこともなく、就職も志望していた企業に勤めることができました。
大学受験は失敗しましたが、人生としては失敗ではなかったと思っています。
受験生へのアドバイス
勉強は根性で勉強することさえできれば学力は上がります。
(私はこの根性がありませんでしたが)
あとは本番に向けて体調管理を万全にし、寒さ対策には腹巻やカイロなどを持ち込んで、自分の実力が出せるようにしましょう。