南山大学(経済学部)に進学
落ちた大学・学部
名古屋市立大学
※未受験
偏差値
受験時:62
(受験1年前:47)
大学受験失敗の理由
自分の意志の弱さ。
新卒で入社した企業・職業
大学生
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:文系
得意科目:英語・世界史
苦手科目:数学
1日の自習時間:8時間
大学受験の体験談
僕は現在大学二年生です。2015年のセンター試験を受けました。
僕は受験した私立大学、国立大学すべてに合格しましたが、自分自身の中では受験に失敗したと思っています。
それは、第一志望の大学を受験することすら出来ていないからです。
センター試験が終わり、僕は名古屋市立大学を受験しようと思っていました。
高校三年生初めの頃の偏差値ではこのレベルの大学を受験しようとも思いませんでしたが、着実に一年間勉強を積み重ね、苦手であった英語も自らの得意科目とすることができました。
そして何より、センター試験が成功したからです。
本番になり、周りの人の点数が下がっている一方、僕は国語、英語など過去問を解いたときに出した点数の自己ベストをはるかに超える点数を本番で出すことができました。
公立大学の二次試験はセンター試験と違って筆記試験を用いるところが多いですが、着実に基礎を積み重ねていったおかげで筆記の問題のほうが得意になっていました。
センター試験一週間後に、担任と親を交えた最終進路決定をするための面談がありました。
そこで僕は担任の教師に名古屋市立大学を受験することを伝えました。
しかし担任の教師は「お前では無理だ、あきらめろ、それよりもこっちの国立のほうがいいんじゃないか?」と頭ごなしに否定し、志望校よりもはるかに下のランクの国立大学を薦めてきました。
僕の高校はいわゆる自称進学校というやつで、いかに多く国公立大学への合格者、進学者を出すかということが大事かということが受験期の始まった高校二年生の後期から言われてきました。
「君たちはこの一年間頑張って国公立へ進学しなさい。より多く進学したらそれだけこの高校のレベルは上がる、OBOGとなる君たちもきっと母校を自慢することができるようになる」と一年間言われてきました。
ずっとずっとこの高校の方針に疑問を感じていましたが、それと勉強することとは直接的には関係ない、と思いあまり気にはかけていませんでした。
話が逸れましたが、担任の教師に合格安全校を薦められ、それでも第一志望の大学を受験したいと会議室で口論になっていると、学年主任の教師が入ってきました。
その教師からも「君には無理だ、頼むからこっちの大学を受けてくれ」と言われ、あぁそうか、この人は僕の進学よりも数字を取るんだ、とその時になって初めて気が付きました。
結局僕は第一志望の大学を受験することなく、言われた国立大学を受験しました。
ただ僕自身その大学に微塵も行く気がなかったのであらかじめ受けていた私立大学へと進学を決めました。
僕の受験失敗は、ここで教師に屈して行く気のない大学を受け、本当に自分が受けたかった大学を受けることができなかったことです。
偏差値が足りなかったわけでもなく、センター試験本番で失敗したわけでもなく、ただ受けることをしなかった、そこにありました。
受験生へのアドバイス
もし教師や塾のチューターたちが「この大学は無理だ」と言ってきても、最後まで諦めずに、自分の意志で受験する大学を決めてください。
確かに教師たちは僕らの将来のことを考えて進路を決める手助けをしてくれます。
時には将来を考えるあまり、無謀なことは避けるよう忠告してくることもあります。
それでも最後に決めるのは自分の意志であってください。
それは失敗するかもしれない、でも自分で決めたことならどこかで納得できるはずです。
周りの人に言われて進路を決めるのではなく、自分の意志で。あなたたちの大学受験が成功しますよう、応援しています!