大阪大学(医学部)に進学
落ちた大学・学部
神戸大学(医学部保健学科)
※現役時代
偏差値
受験時:65
(受験1年前:57)
大学受験失敗の理由
受験大学に合った準備が不足していた。
新卒で入社した企業・職業
バイエル薬品株式会社
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:理系
得意科目:英語・化学
苦手科目:国語
1日の自習時間:8時間
大学受験の体験談
私は現役時代に目指していた大学の受験に失敗し浪人生活を送りました。
現役時代の偏差値的にけして無理のある受験だったとは言えないのですが、なぜ私が受験に失敗したのかということを振り返りたいと思います。
①勉強時間が足りない
これは当たり前の事かもしれませんが、今思えばもう少し勉強時間を増やせばよかったと思います。
学力向上という意味では、ただただ時間を増やせば良いというものでもないのですが、自分でも不十分だったかもしれないと感じています。
勉強時間の不足が、何につながるのか?ということですが、それは「自信の無さ」につながってしまいます。
受験時の自信は大切です。
「自分はこれだけ勉強した」「人よりも時間を割いて勉強していた」という自負があれば、適度な緊張で、不安感からくる胸騒ぎもなく、落ち着いて試験に臨むことができます。
私は勉強時間の不足からか、試験中はかなり緊張して焦っていた記憶があります。
ですので、自分が「これだけやり切った!」と言えるくらい勉強する事をお勧めします。
②受験大学ごとの対策をしていない
現役時代は、かなり幅広く問題集をし、難しい問題をやってみたりしていました。
ただ、模試などにおいても結果に結びつくことはあまりありませんでした。
神戸大学、大阪大学程度であれば(もちろん学部にもよりますが)、基本的にはそんなに難しい問題を練習しなくても、基礎的な問題と発展問題をそれなりに解けるようにしておけば大丈夫なはずです。
私はその考えが頭にはありませんでしたので、とにかく浅く広く、そして応用問題の解答ばかりと睨めっこしていました。
ではどうすれば良かったのか。
とにかく基礎固めをしっかりやるべきでした。
そのためにも、色々な問題集には手を出さず、基本的な内容を網羅した問題集を反復して行う事が重要だったと感じます。
特に神戸大学であれば、センター試験の割合も大きくなるので、センター試験対策(つまり基礎になります)を何度も行って、8割程度取ることができるようになれば、かなり合格に近づくはずです。
二次試験に関しても同様に、神戸大学には、あまりにも高度な問題を解く力は必要になりませんので、無駄に難しすぎる問題に取り組んで時間を使うのであれば、発展問題や過去問などを研究した方が良かったと思います。
この点で、私は「難しい問題が解ける」=「基礎もできている」と勘違いしており、自分が受験したい大学の対策が十分にできていなかったと言えるでしょう。
③夜型人間だった
これもよく言われている事ですが、できるだけ早い段階で朝型に変えることが望ましいです。
夜の方が何故か勉強がはかどったりするのですが、夜に本番の試験がある大学は、私が知っている限りありません。
きっちりと本番に自分の力を出すためにも、早い段階で朝に頭が起きている状態にしましょう。
私は基本的に夜型のまま受験に挑んだので、二次試験の後半の方がかなり眠気が強かったと記憶しています。
受験生へのアドバイス
受験に取り組む期間は、1年~2年弱程度が一般的だと思います。
高い目標を設定するのであれば「この1年が人生で一番勉強する1年にしよう」と腹をくくって勉強に取り組んでください。
また、限られた時間ですので、無駄な事はしないよう、自分の目標を達成するための最短ルートをよく研究し、そこを突っ走ってください。
健康管理も忘れずに!