専修大学(商学部)に進学
落ちた大学・学部
中央大学(商学部)
静岡大学(人文社会科学部)
偏差値
受験時:59
(受験1年前:49)
大学受験失敗の理由
高校受験≠大学受験。
新卒で入社した企業・職業
経理職
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:文系
得意科目:日本史
苦手科目:現代文
1日の勉強時間:5時間
大学受験の体験談
私は高校受験の時に予備校に行っていました。
そこでは予備校独自のテキストが配られ、その問題を繰り返し解いていくという勉強方法でした。
問題は実際の過去問からなっていて、その問題を解いていけば自然と受験問題ができるというものでした。
問題集もすべて塾が用意してくれて、勉強の配分やスケジュールもすべて塾が決めてくれていました。
実際私はその勉強方法で高校受験は楽勝で、無事志望校に入学することができました。
高校生になり、私はまた違う塾に通うことになりました。
その塾は実際に目の前に塾講師がいるのではなく、DVD講義で行う方式でした。
私はその塾でDVDを見ながらテキストの問題を解いていきました。
高校1年生のときからその塾に通っていたので、他の生徒に比べて受験勉強のスタートは早いと思っていました。
そんな余裕をあっていざ大学受験となったとき、中学受験同様塾に任せてしまえば良いという思い込みがあったのです。
その塾でDVD講義さえ受けていれば自然と受験問題が解けていく、そう思い込んでいたのです。
しかし高校3年生4月のときの模試でなかなか問題が解けず、偏差値は49となってしまいました。
当然志望校の合格率はE判定と絶望的な結果となっていました。
その結果を目の前にしたのにも関わらず、私は中学受験と同じだと思い込み、このまま塾に通っていれば自分で勉強をしなくても自然と偏差値がグングン上がっていくに間違いないから安心して良いと考えてしまったのです。
私は大学受験自体を良く理解していませんでした。
5月になっても6月になっても安定して模試の偏差値は49・・・このままでいいのかと少し心配になりましたが、まだ時間はあると余裕をこいてしまいました。
今思えばこの時にせめて気づいていれば受験結果は少し変わってきたのかもしれません。
7月になり夏休みに入りました。この時も相変わらず塾に通っていたのですが、塾に任せれば大丈夫だろうと他の高校生が必死で勉強をしている中、塾に行く他には特になにもしないで、受験生とは思えないようなだらだらな毎日を過ごしていました。
夏休みが明け、9月に模試がありました。
結果は変わらす49。
しかし周りの友達の偏差値は以前と比べようがないように上がっていました。
さすがの私も焦りを感じました。
やっとこのまま自分で何もしないのではダメなことに気がつきました。
まず独学の勉強方法がわからなかった私は友達にどのように勉強をしているか聞き、参考にしました。
友達が4月から行っていたことを私は9月から開始することになりました。
手遅れではあると思いましたが、勉強しないことには始まらないと思いました。
塾には通っていたため、基礎知識はあったのであとは応用だけでした。
数学は特にそれほど問題はありませんでしたが、問題は日本史や英語でした。
日本史はひたすらセンター試験の過去問も読み、解説を見てセンター試験の傾向をつかみました。
すると傾向をつかむことができ、日本史の偏差値はグングン上がって行きました。
英語に関しては熟語や形容詞などの配列の基礎を一から学び始めました。
英語に関しては日本史ほどはうまくいきませんでしたが、基礎がしっかりしてきた分少し英文が読めるようになりました。
現代文に関しては、いくら現況しても苦手て最後まで偏差値は伸びませんでした。
センター試験前の模試では全体で偏差値59なり、第一志望の大学もAになりました。
しかしセンター試験本番慣れていないせいか上がってしまい落ち着くことができず、現代文を一つずつずらしてしまいました。
結果、現代文もダメでしたが、英語もあまり良くなく、第一志望の大学ののぞみは消えました。
また私はこの教科が得意!といえるものがなく、私大の入試も苦戦し結果志望大学に行くことはできませんでした。
浪人する気は全くなかったので受かった大学にいくことに決めました。
受験生へのアドバイス
高校受験と大学受験を一緒と考えてはいけません。
大学受験は科目が広い分、それだけ勉強量も必要であり、応用問題も多いです。
塾に行っているからといって油断せず、自分なりの勉強方法を早めに見つけていきましょう。