岡山商科大学(経済学部)に進学
落ちた大学・学部
岡山大学(経済学部)
偏差値
受験時:65
(受験1年前:55)
大学受験失敗の理由
モチベーションの低下。
新卒で入社した企業・職業
フリーランス
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:文系
得意科目:英語
苦手科目:数学
1日の自習時間:3時間
大学受験の体験談
私は岡山の県立高校へ通っていました。
大学受験対策は高校二年生の夏ごろから開始したと記憶しています。
初めのうちはやるべき事がたくさんあったにせよ、大学という未知の世界にわくわくしていて、受験勉強はとても楽しいものでした。
勉強すればする程、試験の点数は上がっていきましたし、知識が増える事が単純に楽しかったのだと思います。
しかし、時が経つにつれ、今まで満ちていたやる気がだんだんとなくなっていくのを感じました。
最初のうちに全力を出して飛ばしすぎてしまった為、いわゆるスタミナが切れたのだと思います。
高校三年生の夏ごろから目に見えて偏差値も下がっていきました。
今まで解けていた問題も落としてしまったり、明らかに勉強に対する集中力を欠くようになっていきました。
最初に感じていたわくわくとした気持ちは、受験への漠然とした不安にすり替わっていきました。
初めのうちは良い点が取れていた為、教師や親からの期待も大きなプレッシャーとなりました。
点が取れなくなっていく自分に苛立ち、かといって、自宅での勉強は捗りません。
次第に、勉強する事そのものが嫌になってしまいました。
学校で行われている、授業外での受験対策の補修には出るようにしていましたが、複雑で難解な問題は全く解けないどころか、考える取っ掛かりすら見つけられないような状態でした。
もうこの頃には、私はおそらく受験に失敗するのだろうなという確信めいた予感を持っていたと思います。
精神状態には波のようなものがあって、悪い時があれば良い時もあります。
センター試験直前の二か月は、あれほど嫌だった勉強に、集中して取り組む事が出来ました。
これは、そのころに受けたセンター試験対策模試がそれほど難易度が高いものではなく、いい点を取る事が出来たからだったと思います。
年が明けて一月、センター試験本番はしかし、苦い思いをしました。
ちょうどその年は英語の問題傾向が変更になり、戸惑ってしまった為、得意科目である英語の点数がふるわず、全体としても平凡な得点しか取る事が出来ませんでした。
センター試験の自己採点を元に、志望校の判定が出されるのですが、その際、香川大学がA判定、岡山大学はCだったかDだったか記憶が定かではないのですが、先生には「岡山大学は厳しいのではないか」という判断を下されました。
しかし、家庭の事情で県外へ出る事が許されなかった為、無理に岡山大学の二次試験に臨み、あえなく失敗しました。
そのころにはやはりやる気はなくなっていて、十分な対策は出来ていませんでした。
そして、私立の岡山商科大学へ進学しました。
受験生へのアドバイス
「受験戦争」という表現がある通り、受験はしばしば戦いに例えられます。
戦いの場でむやみやたらに突撃する戦士は、おそらく無事ではいられないでしょう。
ペース配分を考えて、その時やるべき事をしっかりこなし、そしてちゃんと休息をとる事、息抜きをする事、これが大事だと思います。
高校時代は青春のもっとも大事な時期です。
部活動、友人との交流などを通して心を育み、「受験戦争」を勝ち抜けるように成長していってください。