愛知淑徳大学(メディアプロデュース学部)に進学
落ちた大学・学部
岐阜大学(地域学部)
偏差値
受験時:56
(受験1年前:53)
大学受験失敗の理由
1,2年生でサボりすぎた。
新卒で入社した企業・職業
auショップ(販売、接客、事務)
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:文系
得意科目:国語
苦手科目:数学・英語
1日の勉強時間:2時間
大学受験の体験談
中学時代、そこそこの成績だったため、自分のレベルより高い高校(国公立大学を目指す進学校)に合格してしまいました。
そのため、日々の勉強は予習をするのに精一杯になってしまい、復習ができないまま授業を受けることが多くなり、予習の必要な文系科目で手一杯で、理系科目がおろそかになってしまいました。
連休課題等でなんとなく理解の補充を行っていたものの、定期試験を受ける頃には理解が追い付かなくなる部分が増え、あいまいな理解のまま授業に臨むことが増えました。
試験勉強は、基本を再度押さえるのがやっとになり、発展問題をまで手が回りませんでした。
特に、歴史教科は予習も復習もしなかったため、定期試験勉強の際に一気に50ページほどの知識を2週間ほどで詰め込むはめになってしまいました。
予想以上に歴史に時間を割くことになり、余計に他の教科との兼ね合いがつかなくなっていき、全ての教科が中途半端なまま定期試験を受けることになります。
当然、テストは全く解けず、1年生の初めの定期試験から数学は赤点を取ってしまいました。
結論から言うと、私は高校時代、この負のサイクルから抜け出すことができませんでした。
古典の様に、一度覚えた文法がそのまま3年生まで使えるものは、何度も予習していけば自然と身に付いて行くのですが、英語は文法だけでなく、構文、単語に関しては覚えるだけでなく、使い方を理解しなければ教科書以外の問題には使えません。
そこを甘く見て、定期試験の為に教科書を丸暗記していると、校外模試の際に全く歯が立たなくなり、定期試験よりも悲惨な結果になってしました。
この負のサイクルが続くと、モチベーションの低下につながります。勉強をやってもやっても追いつかない、覚えることも多くてノートを作るだけで精一杯なのに、予習をしようとしても理解が追い付いてないから、合っているのか自信が持てません。
あいまいなまま毎日を過ごしているので身についている実感もありません。
当然、理解が出来ているわけではなかったので、次第に広がっていく周囲との差に1年生が終わるころにはすでに勉強を諦めていました。
3年生になり、いよいよ受験勉強が始まったころには、あいまいな理解が足を引っ張り、もう一度基礎からやりなおすことになりました。
数学Ⅰ、Aは校外模試等で繰り返し解くことがあったため、あいまいな理解ながらも、見直す機会があった分、比較的取り戻しやすかったのですが、一番苦労したのは英語でした。
3年間あいまいなまま過ごしていたせいで、なんとなく英文は読めても、文法問題や並び替え問題は取り返しがつかなくなっていました。歴史に関しても同様です。
おおまかな流れしか頭に入っていないと、センター試験のような正誤問題にはまったく対応できませんでした。
実際の大学受験の際は、センター試験の理系はほぼ捨てる形となり、苦手な英語、歴史を含めた文系科目で勝負することになりました。
また、私が受けた国公立の学部は、小論文が試験内容に入っており、センター試験、大学ごとの試験とは別に対策をしていました。
幸い、現代文には強く、時事問題もそこそこ対策していたため、小論文にはそこまで苦労しませんでしたが、センター試験対策に必死だった私にはとても惜しい時間でした。
受験の結果としては、予想通り、センター試験が足を引っ張り、国公立大学には不合格しました。
私立大学はセンター試験の結果(国語と社会)と、当日の試験を総合して合否を出すタイプでしたが、センター試験の国語の点数が良かったのと、当日試験が良くできたので、なんとか合格することができました。
受験生へのアドバイス
受験生のみなさんに言えることは、まずは投げ出さないことです。
もういいやと思い、諦めてしまうとすべてがなし崩しになってしまいます。
予習も大切ですが、その日に習ったこと、わからないことは、わからないと気が付いた時点で見直しましょう。
たった一問が後々の数百問に繋がります。