大阪大学(歯学部)に進学
落ちた大学・学部
大阪市立大学(医学部)
偏差値
受験時:65
(受験1年前:55)
大学受験失敗の理由
授業に頼り過ぎて宿題をしなかった。
新卒で入社した企業・職業
歯科医
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:理系
得意科目:英語、化学、物理
苦手科目:数学
1日の自習時間:6時間
大学受験の体験談
十年程も前の話ですので、今とは違うこともあると思いますが、共通することもあると思います。
上手く使える部分だけ拾っていただければ嬉しいです。
現役時代は、とにかく塾に行き続けていました。
何をすればいいか分からずに、隣の同級生が参考書をする中、私は参考書や問題集は何もせず、ただただ毎日毎日塾に通っていました。
おそらく正しい塾の使い方ができていなかったのだと思います。
行っても予習も復習も宿題もせず、毎日塾に行っていました。
当然学校の宿題や予習も全くせず、宿題は答えを写していました。
すると不思議なことに、高2くらいまでは成績がよかったのです。
しかし、受験期になってメッキは剥がれました。
他の受験生の追い上げにより、私の偏差値は落ちていきました。
センター重視の医学部を受け、唯一得意だった数学は、その年すごく簡単で差が付かず、ほぼ全員が満点だったため、医学部に落ちました。
その反省を踏まえ、浪人時代には阪大医学部を目指すことを決めました。
まずは、過去問を解くことから始めました。
受験のための作法書や手引書、指南書の類は色々ありますが、和田秀樹→福井一成→荒川の順に当時は読むのがおすすめです。
ちなみに、これらの本を読んだ結果、私は参考書オタクになりました。
当時、出ていた受験用の参考書はほぼ知っていたと思います。
浪人時代は、ほぼ宅浪状態でしたが、B判定まで出すことができました。
そして、その年のセンター試験。
結果は九割を切りました。
結局私は、医学部は諦めて歯学部に進学しました。
果たしてこの受験体験が成功で終わったかどうかは分かりません。
ただ、そこから学ぶことはたくさんありました。
個人的な考えですが、英語の読みと物理と化学は自学自習が基本だと思います。
しかし、英語のリスニングと英作文や、数学の応用問題と国語、社会科や暗記の多すぎる生物は授業を上手く使う事が必要です。
これが極端な授業派と参考書派の二つを行き来した私の結論です。
受験生へのアドバイス
塾や学校の授業はとても良い復習になるので、出来れば予習を先に参考書でやってから受けましょう。
特に英語の読み、数学の基礎問、物理と化学は自学自習をしてから受ければ怖い物なしです。
恐らくは学校や塾の宿題の中に埋め込まれているので、この四つだけは自学自習をする意味でやっておいた方がよいと思います。