大阪大学(外国語学部)に進学
落ちた大学・学部
大阪大学(外国語学部)
偏差値
受験時:68
(受験1年前:65)
大学受験失敗の理由
文系教科をなめていた。
新卒で入社した企業・職業
塾
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:文系
得意科目:英語
苦手科目:数学
1日の自習時間:3時間
大学受験の体験談
高校時代、私は勉強時間の8割を理系科目に費やしました。
完璧に文系の頭だったので、周囲からは合格するかどうかは、数学のできにかかっていると言われていましたし、自分でもそう思っていました。
そのため、学校で選んだ補習も数学、塾で受けるのも数学、家に帰って勉強するのも数学と、数学にひたすら取り組む一年になってしまいました。
英語と国語を学校での授業以外でほったらかしにしているので、少し不安に思うこともありましたが、時々受けた模試では英語と国語はわりと良い点数や偏差値で、まあ大丈夫だなと流してしまっていました。
夏は文化祭がとても盛り上がる高校に行っていたので、普通なら数学以外に取れる時間をほぼ文化祭の準備に費やしており、これも今から思えば問題だったと思います。
秋になり、阪大プレを各予備校で受けましたが、やばりダントツで悪いのは数学でした。
でも、今から思えば、外国語学部で大切になってくる英語の点数は平均以上でしたが、数学の足りなさをカバーできるほど良い点数でもありませんでした。
そこで、数学を勉強しつつも、得意な文系教科を伸ばすことに目を向ければ良かったのですが、そのときはひたすら数学しか見えていませんでした。
センター試験はなんとか数学を乗りきりましたが、ほぼ放置していた地理や世界史は微妙な点数でした。
そして二次試験の勉強を始めたときに気づいたのが、自分の単語力のなさ、文法の理解力の無さでした。
今まではマーク方式だったので、想像や流れで読んでいたのですが、記述がほとんどの二次試験の問題をときはじめると、あれ?と思うことが多くなりました。
「私、これ知らなくて大丈夫かな?」と時々疑問に思いつつも、やはり数学が解けなかったらどうしようという恐怖にばかり気をとられて、文系教科を放置したまま試験にのぞみました。
試験を受けたときの感想は、「なんとか乗りきったかな?」というものでした。
「落ちた!」という感じはしなかったですし、全くできなかったということもありませんでしたが、なんとなく分からなかった文系の問題がいくつかありました。
結果、後二点で不合格でした。
私は、この二点は文系教科で取るべきだった二点だと思っています。
苦手の数学に力を入れたことは間違いではなかったと思いますが、それでも後一割でも文系教科に力をいれるべきでした。
センター世界史や地理で後数点、もしくは後いくつか和訳の構文がとれていたなら浪人することはなかったのです。
文系教科をなめていた結果の失敗でした。
受験生へのアドバイス
自分の苦手な教科から逃げてはいけないとは思いますし、そこに全力を注ぐべきです。
でも、得意教科をそのままにしておくのはもったいないのです。
得意教科は、さらに得意になるべく、少しでも数点でもあげられるように、大切に取り組むべきだと思います。