京都大学(薬学部)に進学
落ちた大学・学部
京都大学(薬学部)
※現役時代
偏差値
受験時:70
(受験1年前:65)
大学受験失敗の理由
対策不足。
新卒で入社した企業・職業
大学生
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:理系
得意科目:英語
苦手科目:社会
1日の自習時間:8時間
大学受験の体験談
現役「京都大学」の学生です。
今回は、現役時代の大学受験の体験談をご紹介したいと思います。
結論から言うと、現役のときの私の勉強方法はどこまでもツメが甘く、
「受けたらなんとか受かるだろう」
「落ちるのは自分じゃないだろう」
とどこか舐めた態度だったように思います。
実際、「京都大学」を受験すると決めたのもセンター試験の直後でした。
医学部を受験する可能性もあったのですが、センター試験での点数が伸び悩んでしまい、「京都大学薬学部」の受験を決めました。
この時点で、最初から「京都大学」だけを目指して対策をしていた他の受験生に対して大きな遅れをとっていたのですが、ここから勉強しても2次試験までには間に合うだろうというような甘い考えを持っていました。
今思うと、センター試験もなんとかなるという気持ちで受けていたために、解ける問題も落としてしまっていた気がします。
普段の模試の結果も、京大オープンの結果もそんなに悪くなかったので、いざ受験を決めた後も、受験の日までダラダラ勉強を続けていました。
また自分の得意な英語の勉強をしているのが楽しくて、そこまで得意ではない物理や化学の対策をすべきだったのにおろそかにしたまま、受験当日を迎えました。
今思うと本当に愚かだったと思います。
受験当日、国語、数学、英語を終え、最後の理科の時間が本当に地獄でした。
周りが順調に試験問題を解いていたであろう中で、解答欄が全然埋まっていかないまま3時間という試験時間を過ごしました。
半分過ぎたころにはそれ以上解ける問題がもうなく、残り半分の時間なんとか泣きそうになるのをこらえながらもどうにかしなきゃという焦りだけで手を動かしていました。
しかし、対策不足の感は否めず、全く解答欄を埋めることができないまま、ただ試験時間が過ぎていったのを覚えています。
試験を受けながらあんなに絶望し、落ちたなと感じたのは最初にも最後にもあのときだけです。
試験が終わって迎えに来てくれていた父に会った瞬間、堪えていた涙が一気に溢れました。
もう2度とあんな経験はしたくありません。
私の失敗の原因としては、受験校に課する試験に対して対策を始めるのが非常に遅かったこと、十分に対策ができなかったこと、そしてそもそもの受験という厳しい世界に対して甘い認識を持っていたことだと思います。
世の中には賢い人なんていくらでもいるのに自分は賢いと傲慢になっていました。
しかし、今では1度受験に失敗して現実を見せつけられてよかったなと感じます。
受験生へのアドバイス
まず誰もが言いますが、受験は厳しい世界です。
自分が思ってるよりはるかに厳しいものだと思ってください。
しかし、大学受験ではいかに適切に受験校に合わせて対策をしていくかで、合格の可能性を限りなくあげることができます。
私の場合は堕落につながってしまいましたが、根拠のない自信も時には受験生の味方になってくれます。
ぜひ自分の思う受験校へ進学できるよう最大限努力してください。