青山学院大学(法学部)に進学
落ちた大学・学部
慶應義塾大学(法学部)
上智大学(法学部)
偏差値
受験時:58
(受験1年前:56)
大学受験失敗の理由
受験勉強の方法がわかっていなかった。
新卒で入社した企業・職業
大学院進学
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:文系
得意科目:英語
苦手科目:理系全般
1日の自習時間:6時間
大学受験の体験談
高校一年生の頃から、東京の生活に憧れていました。
そのため、なんとしてでも東京の大学に行きたいと考えていました。
しかし、私が通っていたのは田舎の進学校。
校則は厳しく、学校の方針は「地元の国公立大学を目指せ」というものでした。
しかし、理系科目の苦手だった私は、高校一年生の2学期を終えるころには、試験でも赤点ばかりとるようになりました。
そのため、1年生の終わりの頃には、3科目で受験できる私立文系の大学を目指そうと決めていました。
進路指導のときにもそのことを伝えましたが、学校の先生からは国公立を目指すことを強く勧められたので、その段階で私は学校の方針には見切りをつけ、勉強の進め方も自分で考えなければいけないと思うようになりました。
高校二年生になったころから、地元の塾に加えて予備校に行くようになりました。
私が住んでいたのは田舎だったため、予備校に行くにも電車で1時間ほどかかりましたが、文系科目の3科目だけで受験を勝負すると決めたからには、その3科目を伸ばすためには全国区の塾で勉強したい、同じ土俵の受験生と同じレベルの授業が受けたいという思いがあったのです。
そのころの私は、1日も早く東京の生活、華やかなキャンパスライフを送りたいという気持ちから、なんとしてでも現役で合格したいとがむしゃらに赤本を解いたり予備校の模試を受けたりしまくっていました。
自分の知らない問題が出るのが不安で、とにかく新しい問題を解くようにしていて、復習をおろそかにしていました。
そのせいで、ちゃんとした知識を身に付ける前に新しい問題を解いていたのですべての知識がうろ覚え状態…。
今となってみれば自分のやっていた勉強法がいかにダメだったのかとわかるのですが、当時は知らない問題がでたらどうしようという恐怖の方が大きく、何冊も問題集を買って机に積み上げて置いたり、そしてその問題集も結局全部解ききれることなく、また新しい問題集を買ってきてと、すべてにおいて中途半端に終わっていました。
また、当時の私は夕飯を食べてから寝るまでほとんどの時間を机に向かっていて、頭が冴えているときなどは3時までは机に向かっているという生活をしていました。
今思えばちゃんと寝ておけばよかったと思っています。
寝不足は、次の日の授業中に眠くなり結局1日中スッキリしない頭のまま過ごすことになるので、まったく良いことはありません。
受験生へのアドバイス
現役の頃の私は、とにかく机に向かっている時間が多ければ勉強している気になっていました。
しかし、今になって思うことは、勉強にはメリハリが大事だということです。
机に向かってがむしゃらに勉強する時間ももちろん大事ですが、寝ること、食べること、そして、高校生らしい青春の時間もとても大事です。
大人になって思い出すのは、一人で机に向かって解いた問題よりも、学校の帰り道に友人と作ったバカバカしい年表のゴロ合わせだったりします。