近畿大学(農学部)に進学
落ちた大学・学部
同志社女子大学(生活科学部)
偏差値
受験時:60
(受験1年前:58)
大学受験失敗の理由
マークミス。
新卒で入社した企業・職業
淀川食品株式会社
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:理系
得意科目:数学・化学
苦手科目:国語
1日の勉強時間:3時間
大学受験の体験談
私は、大学受験にマークミスと問題ミスで落ちました。
私が志望校を決めた理由は、管理栄養士養成課程があったからです。
同志社女子大学の生活科学部にある、管理栄養士養成課程に進学しようと思っていました。
また、当時は偏差値が60を超えており、当然受かるものだと思い込んでいました。
念のため近畿大学の農学部を公募制推薦で滑り止めで受けて、本命は同志社女子でした。
毎回、模試ではA判定~B判定が出ており、落ちるはずないと信じて疑いませんでした。
私は、普段から模試を受けるときもマークミスなんてしないものだと思っていました。
また、試験場の注意なども、当たり前に聞き流していても理解できるものだという認識でいました。
これが、本番でとんでもない間違いを起こす原因になってしまいました。
もともと受かると思っていたし、おそらく学力的には問題もなかったと思います。
さて、私が受験しようとした生活科学部は、数学はIAで受験できる学科でした。
私は理系なので数学ⅢCまで取り組んでおり、ⅠAなど簡単であるとたかをくくっていました。
試験当日、同志社行きの電車に乗り、2時間程度かけて会場へむかいました。
特に緊張することもなく、またすでに合格していた近畿大学があったので安心しきっていたのです。
そして、数学の試験が始まりました。
いつも通り試験場の注意を聞き流して、名前と受験番号を記入して試験スタート。
なんてことはない、普通の試験が始まりました。
いつも通り問題を解いていて、なんの違和感もなくすらすらと解いていました。
たしか大問が4~5個ぐらいあり、試験終了30分前ごろに最後の大問に進んだとき。
まさかの、ベクトルが出てきました。ベクトルは数ⅡBだったので、当時の受験範囲外のはず。
同志社女子大学には薬学部があり、そこは数学がⅡBまで必要でした。
数学の試験時間は1つで、生活科学部と同じ。
1つの冊子の前半が薬学部向けの問題であり、後半が生活科学部向けの問題だったのです。
私は、そんなことに気づくこともなくスラスラと問題を解いていたのです・・・。
さあ、気づいたのは試験の30分前。
焦る気持ちがいっぱいで、冷静になれませんでした。
それまで特に問題を難しく感じる事なく解いていた数学。
また、多少難しい関数の問題も、ⅡやBの範囲だったのかもしれませんが、普段受験クラスでⅢCをしている私には、特に難しいと感じる事なく進んでしまったのかもしれません。
中学校、小学校のころから数学、算数が大好きだった私。
こんなところでとんでもないミスをするとは思っていませんでした。
さて、パニックになっても後の祭り。
そこから5分ぐらいは何も考えることができませんでした。
とりあえず、再度スイッチを入れなおして終了時間20分前ぐらいから本来の問題にとりかかりました。
たしか、大問1は薬学部と同じ数Ⅰの関数の問題だったので、マークを確認しました。
しかし、確認してもしても、どう考えても間違っている、ずれているようにしか見えなくて(後から考えるとずれてなかった)そこのマークを塗るのに、おそらく10分ぐらい使いました。
完全に、あほですよね・・・。
そして、大問2からは解きなおして、大問3に入る前に試験時間が終了しました。
なんともいえない、すごくしんどい時間でした。
完全に、なめきっていたことが原因だったと思います。
そのときは後悔しかなく、家に帰ってから泣いた記憶しかありません。
ほんとうに馬鹿なことをしました。
受験生へのアドバイス
受験生の皆さんには、注意事項をちゃんと読んで受験することをおすすめします。
模試になれたり、試験になれていくと、徐々におろそかになってしまいがちな部分です。
この部分をおろそかにしてしまったが故に、私は受験に失敗しました。
みなさんは、同じことを繰り返さないよう、くれぐれもご注意ください。
ほんと、もったいないですよ!