国立病院機構医療センター(看護学科)に進学
落ちた大学・学部
高知大学(生物資源学科)
偏差値
受験時:56
(受験1年前:52)
大学受験失敗の理由
能力不足
新卒で入社した企業・職業
独立行政法人 国立病院機構 医療センター
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:理系
得意科目:生物
苦手科目:化学
1日の自習時間:2時間
大学受験の体験談
高校生の時の私は正直、これといってなりたい職業など何も決まっていませんでした。
県でも有名な進学校であったことや、高校2年生になり無理やりにでも進路を決めなくてはならなくなった時、その時好きな教科の生物の勉強を深めるか、また親の影響で看護師になるかといった選択肢が浮かびました。
しかし、生物の勉強を深めるといっても生物○○学というような教科は山のようにありましたし、学科の説明文を読んでもどれもイマイチパッとするところはありませんでした。
そのため、その時点で私の偏差値でも狙うことが可能で実家からも比較的近い「高知大学」の生物資源学科という学科を最終的に選びました。
高校生の私はソフトボールに熱中しており、塾も中学生の時に嫌という程通い詰めた反動で辞めてしまっていたため、自己学習していました。
好きな生物や数学の勉強はいいのですが、苦手な化学、英語の勉強は思うように進まず、模擬センター試験の点数も思ったように上がっていなかったように思います。
進路は特別熱意があって選んだわけでもないせいか、センター試験まで特別やる気もなく、ダラダラと勉強を続けた日々が続きました。
そして、運命のセンター試験当日。
当時はセンター試験が受けられる会場は少なく、福山市に住んでいた私は広島大学まで2日間通わなければなりませんでした。
朝早く電車に乗り、知らない土地での人生のかかったセンター試験。
案の定、英語と化学は良い点が取れなかったとその時にわかりました。
生物は手応えがあったので、それと数学にかけるしかありませんでした。
そして、運命の発表。
1次試験は落ちていました。
そして、2次募集。
この2次募集は新たに試験を受けるのではなく、1次のセンター試験の点数を反映し合否を判定するというもの。
センター試験の結果から、2次試験の合否判定予想はA判定。
なにも疑うことなく、これは受かるものだろうと応募したところ、またまた落選。
これで大学進学への夢は消えました。
1次で自分のセンター試験の結果で受からなかったのは納得できますが、この2次判定での落選はA判定が出ていたのもあり、かなりのショックを受けました。
この他にも私は3件、大学の看護学科を受験しました。
福岡、広島の私立大学の看護学科でしたがどれも落ちました。
よく考えると、数校受験し結局受かったのは国立病院附属の看護学校一件でした。
大学はすべて全滅。
しかし、今考えるとそれほど焦りがなかったことに驚きです。
受験生へのアドバイス
受験に失敗したからといって、この先が終わったわけではありません。
もう一度自分が本当は何がしたいかを考えなおし、どうしても同じ志望校に行きたいならばトライすればいいし、違う道を探してもいいと思います。
私の場合、結果的に全く違う道に進みましたが、それでよかったと今は思えます。
人生なるようになりますし、自分の与えられた状況をいかに上手に利用するか、また、前向きに進むかが大事だと思います。