杏林大学(社会科学部)に進学
落ちた大学・学部
日本大学(芸術学部)
偏差値
受験時:30
(受験1年前:48)
大学受験失敗の理由
浪人生時代に遊んでしまったから
新卒で入社した企業・職業
神奈川トヨタ自動車株式会社
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:文系
得意科目:小論文
苦手科目:英語
1日の自習時間:1時間
大学受験の体験談
私は高校を卒業したら就職をするつもりでした。
しかし、TYのニュースで「高卒と大卒では退職金が100万円以上の違いがある」と知り、親を説得し一発勝負で日本大学の芸術学部の受験を許されました。
高校三年生の時の三者面談では、担任の先生から「受験を舐めるな!」と言われましたが、赤本を買い夏休みから勉強をしたのですが、担任の予測通りに見事「不合格」。
そして、就職も専門学校の入学も間に合わずに親に一年間だけ「浪人生」を許されたのです。
しかし、私はそこで、しくじりました。
なぜか・・・私に「モテ期」が訪れたのです。
同級生は勿論、一学年したの現役高校三年生からも声をかけられて、思春期真只中の私は歯止めがきかずに女の子達と遊びまわりました。
その当時はアルバイトはしていなかったので親からの小遣い五千円のみでしたが、若さゆえ、お金を必要としないでもデートができたのです。
当然、定期テストの偏差値は月ごとに落ちました。
12月には偏差値26を叩きだすほどの、おバカさんでした。
そして、受験のシーズンが到来して当時の私の学力で受かる可能性があるかな~って大学が「杏林大学」だったのです。
当時、名前も知りませんでしたが、浪人仲間が次々と合格していく中で初めて「やばい!」と心底思い予備校の先生に相談したところ、英語ならば単語は1000語・熟語は800語覚えれば何とかなるのでは?と言われ、私の計算では1日100語覚えればいいのだと思い、それまでの人生の中で初めて勉強に集中したのです。
そして、予備校での最後の定期テストでは偏差値が30まで上がりましたが私は、とにかく単語・熟語を覚えきれば勝負が出来ると信じて、杏林大学の入試までは、がむしゃらに単語カード・ノートに書きなぐり覚える、と常に英語に集中をしたのです。
杏林大学の試験科目が「英語・国語・社会・小論文・面接」でしたので、合格の可能性は0ではないと信じ、今まで遊んできたことを悔やむ時間もありませんでした。
あれから30年たった今でも、あれほど集中できた自分に驚いています。
そして、試験当日を迎え、見事に単語は1500語・熟語は1000語覚え、同時に同意語も覚えていたのです。
英語の試験問題が日本語の如く理解ができ、「これはなんだっけ?」の迷いもなく完璧でした。
国語・社会は、過去の問題集を繰返ししていたので、英語ほどではないにしろ自信はあり、小論文は私の尊敬する「ケネディ大統領」についてでしたので更にラッキー感がありました。
そして、合格発表を観にいくと見事合格したのですが、その時です。
「なんで、もっと早くに受験勉強をしなかったのか!」合格して嬉しくて涙したのではなく、自分の愚かさに涙があふれました。
その後、入学してからは勉強が好きになってしまい、4年間みっちりと勉強をしてから今日にいたります。
受験生へのアドバイス
大学進学を考えるのであれば、「なぜ大学に行くのか?」「なぜ、その大学を選択をするのか?」詭弁ではなく真剣に考えてください。そして、大学合格がゴールではありません。
殆どの学生が勉強をしなくなります。
その愚か者に流されることなく、その大学に入学した意味を考え実行してください。
そして、1日でも早く受験勉強を開始すべきです。
私は大学受験をなめていて、しくじりました。