広島大学(教育学部)に進学
落ちた大学・学部
名古屋大学(文学部)
偏差値
受験時:67
(受験1年前:67)
大学受験失敗の理由
風邪を引いてしまったから
新卒で入社した企業・職業
予備校の講師
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:文系
得意科目:国語全般(小論文)、英語
苦手科目:社会科、特に歴史(日本史も世界史も)
1日の自習時間:2時間
大学受験の体験談
私の家は経済的にゆとりがなかったので、浪人は絶対に無理でした。
それどころか受験する大学も、受験代金がよけいにかかるという理由から私立学校は受験できませんでした。
もし受かったとしても進学するわけではないので、私立大学を受ける意味がないというのが、その理由です。
国立大学ならば受けてもよい、と親に言われました。
第一希望は名古屋大学でした。
偏差値的にも大丈夫とのことで、実際、それまでに受けた模擬試験のときにも、いつもA判定をもらっていました。
確実に受かるであろうと思われていたので、後期受験は偏差値のことよりも「交通費を浮かせる」という意味で、近場の広島大学を受験することになりました。
当時の担任の先生はあまりいい顔をせず、後期(すべり止め)であっても、九州大学や大阪大学などを勧めてくれたのですが、母親が「交通費がもったいない」と言ったため、広島大学になりました。
当然、赤本も広島大学のものは購入せず(購入資金がもったいないため)です。広島大学で受験する学部は「存在すると知っている学部(じつはそこを受ける友だちがいたのでおそろいにしただけ)」を記入したにすぎません。
センター試験もらくらくクリアして、あとは二次試験を待つのみでした。
二次試験の二日前が、たまたま学校の登校日でした。
学校に行くと、左隣の席の男の子が風邪をひいており、盛大にくしゃみをしていました。
その風邪をもらってしまったのです。
登校日の夜から40度の熱を出してしまいました。
受験前日も熱を出したまま移動をしました。
行った先で病院を探し、解熱剤を打ってもらいましたが、あまり効きませんでした。
迎えた受験当日。
「受けなければ確実に落ちる」「受けておけば、合格の見込みあり」ということで受験はしましたが、40度の熱を出しながらの受験です。
朦朧としてて、特に数学の時間は少し眠ってしまい(その時間が特につらかった)、計算ミスをしてしまいました。
名古屋大学文学部には補欠合格だったのですが、欠員が出なかったので、残念ながら進学は叶いませんでした。
広島大学の方は受かっていたので進学はしましたが、大学時代の4年間は自分で生活費を稼がねばなりませんでした(第一希望に受からなかったので、親からの資金援助がなかった)。
バイトをしながら大学に通っていたので、多忙を極めました。
親からは「しょうもない」と責められて、いま思い出しても、大学時代の4年間は黒歴史です…。
受験生へのアドバイス
基本的なことですが、やはり体調は万全にしておいてください。
そして受験直前は大事を取ること。
私自身は「あの時、登校日だからといって素直に登校するべきじゃなかった」と何度もあとで悔いました。
健康管理はとにかく大事です。