静岡大学(人文社会学部)に進学
落ちた大学・学部
広島大学(未受験)
偏差値
受験時:61
(受験1年前:30)
大学受験失敗の理由
受験勉強を開始したのがあまりにも遅すぎたから
新卒で入社した企業・職業
IT通信企業・総合職
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:文系
得意科目:倫政
苦手科目:数学
1日の自習時間:7時間
大学受験の体験談
私は、高校3年の夏休み直前までの偏差値が30台でした。
当時の河合模試は英語80点台、国語70点台、化学10点台、倫政40点台という結果でした(その他の科目は失念)。
志望校は明星大学、明海大学、拓殖大学などで、とても国公立大学なんて目指せるレベルではありませんでした。
その年の夏休みから受験勉強を開始し、夏休みに特に英語と化学の基礎を徹底的に頭に叩き込みました。
その結果、同年9月の河合模試では、英語148点、国語136点、化学55点、倫政72点に上がりました。
偏差値も52~55程度と、僅か2か月程度で国公立大学を狙えるレベルになりました。
そして、志望校に設定していた、琉球大学法文学部はB判定に。
さらに、志望校を思いきって広島大法学部に設定し、苦手科目の英語、化学を重点的に学習しました。
その結果、同年11月のベネ駿のマーク模試では、偏差値50台後半に上がり、埼玉大学経済学部、新潟大学法学部がA判定、広島大学法学部C判定になりました。
河合の記述模試では広島大学法学部B判定と、同年夏休み前の学力と比べると飛躍的に偏差値が伸びました。
そこからさらに、同年12月の河合センタープレでは偏差値60を越えました。
こうして見ると、失敗談ではなく成功談に見えるかもしれません。
しかし、私はこの大学受験を大失敗だったと思っています。
同年夏休みから予備校に通って全科目を勉強していたわけですが、大学入試センター試験まで半年を切っており、全科目をバランスよく勉強する時間がありませんでした。
数学と国語は短期間で集中して勉強すれば、簡単に偏差値がある程度は上がると楽観視して後回しにしていました。
そのため、数学と国語に自習時間を割くようになったのは、高3の10~11月頃でした。
その結果、センター試験本番に間に合わず、結局数学と国語は高3の9月から何の進歩もなく受験することになりました。
また、英語や化学など他の科目も、時間がなかったため、基礎的レベルからやや発展レベルの勉強しかできず、センター8割以上の点数を安定的にとるレベルにもっていくことができませんでした。
また、高3の9月以降は、全力投球で予備校の受講時間と自習時間を合わせて10時間以上勉強しており、体調不良と不眠症で体力的につらかったです。
センター試験本番では数学と国語には期待できず、他の科目でカバーするつもりでいましたが、英語の点数が思うように伸びず、結局広島大学法学部のボーダーラインに及びませんでした。
その結果、受験校のランクを下げ、静岡大学か新潟大学を受験することにしました(地理的な好みから静岡大学を受験)。
結果的には静岡大学に現役で合格することができたわけですが、僅か半年足らずの受験勉強で偏差値30台から、国立大学に合格できたのであれば、高1のときからコツコツ真面目に勉強していたら、もっと難関の大学に入れたかもしれません。
たらればの話は無意味かもしれませんが、旧帝大に合格できた可能性は十分あったと思います。
私は、大学に合格した喜びよりも、もっと早く受験勉強をすれば良かったと、すごく後悔しました。
受験生へのアドバイス
今高校1、2年生の人は、最低限学校の授業の予習復習をきちんと行って、学校の授業には余裕をもってついていけるようにして下さい。難関大学を目指しているなら、学校の授業レベルにとどまらず、もう少し発展的な勉強も併せて行いましょう。
大学入試はまだまだ先だと思わないで下さい。
あっという間に本試験はやってきます。
私の失敗談を読んで、今から本気で勉強してください。
今高校3年生で、国公立大学を狙えるレベルではない人は、まだ諦めないで下さい。
もう8月に入りましたが、今から死にもの狂いで勉強すれば中堅国立大学レベルなら何とかまだ間に合います。
頑張って下さい。