東京理科大学(理学部)に進学
落ちた大学・学部
早稲田大学(未受験)
偏差値
受験時:65
(受験1年前:65)
大学受験失敗の理由
自分の意見を言えないまま進路が決まってしまったから
新卒で入社した企業・職業
沖電気工業 SE
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:理系
得意科目:国語
苦手科目:物理
1日の自習時間:推薦なので、学校の予習復習のみ
大学受験の体験談
私は推薦入学で進学しているので、大学受験に失敗しているようには見えないのですが、実は自分の志望大学に行けませんでした。
現役合格率を上げたい高校側は、ある程度の成績の生徒に推薦を勧めていたのですが、私の行きたい大学の推薦は他にも希望者がいて、譲ってほしいという話になりました。
そのかわり、こっちをお前にやるから、と言われたのが、実際進学した理科大の理学部の推薦枠。
私は、どちらかというと文系のほうが向いていると思っていたのですが、成績はクリアしてるし、就職に有利だし、と担任の先生が猛プッシュでした。
母が学校に呼ばれて、担任の先生と話したところで、もうその推薦を受けるということで話が決まってました。
必ず現役で合格するし、自宅から通える大学だったし、親にすれば都合がいいことばかりだったのでしょう。
でも、この話し合い、私が将来何をしたいとか、何を勉強したいとか、そういうのがすっぽり抜けてるんです。
大学行ければ何でもいいってわけじゃない。
けど、そういう私の希望抜きで、母と担任の間で話しが決まってしまって、それを覆せず、私はその大学に行きました。
全部が失敗とは言いませんが、でも、違う大学を受験すべきだったと思うことはままあります。
四年間勉強することにどれだけ興味や適性があるか、というのは大きいと思います。
私はどこかで興味が持てなくて、でも推薦だから絶対留年しちゃいけないので、ツラいと思いつつ勉強真面目にやりました。
そういう感じなので、大学が楽しかったとは、あまり思えず、後悔が残っているところが、私の大学受験の失敗なんだろうなと思います。
ちなみに、譲ってあげた推薦枠は早稲田の一文でした。
あっちに行ってたらどんな人生になってたんでしょう。
あのときはまだ高校生で、確かに自分の考えがはっきりしてなくて、端からみると、とりあえず大学行ければいいんじゃないのっていう風に見えたかもしれないのですが、多少なり考えていることがあったんだから、ちゃんと誰かに伝えて、それから結論出したかったと思います。
結果としては変わらない可能性も高いけど、でももう少し納得して4年間過ごせたかもしれません。
私は理学部化学科に進学したのですが、実験が下手で、研究者は無理、という状態の中、結局就職は化学とはほぼ縁のない仕事をするであろうところに決めました。
就職を考えるとき、安易に大学に来たことのツケが全部回ってきたような感じがしました。
受験生へのアドバイス
漠然とした考えであっても、なんとか言葉にして、誰かに話してクリアにしたうえで、進路を決めてほしいです。
よくわからないなりにも、やりたいことや好きなことは必ずあるので、それがうまく反映されればいいなと思います。