法政大学(法学部)に進学
落ちた大学・学部
早稲田大学(社会学部)
明治大学(法学部)
偏差値
受験時:平均65前後
(受験1年前:平均60前後)
大学受験失敗の理由
勉強不足のため
新卒で入社した企業・職業
現在渡米し現地の大学でビジネス/ジャーナリズム専攻
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:理系
得意科目:英語、現社/倫理/政経
苦手科目:古文、漢文
1日の自習時間:平均5,6時間
大学受験の体験談
私は、4年前に法政大学法学部を中退し、翌年に大東文化大学外国語学部を1年間在籍し最終的に中退しました。
現在は海外に在住し現地の大学でビジネス/ジャーナリズムを勉強しています。
4年前の浪人時代に一人暮らしをしながら勉強と生活費を稼ぐために、派遣や塾講師としてバイトをしていました。
法学部を中退した主な理由は、学部が合わなかったこと。
法学部を専攻したことを後々良く考えてみたら、それが興味ではなく就活の為のような気がしてきて2か月も経たないうちに中退をしました。
その後、私は派遣や塾講師をして生活費を稼ぎながら再度大学進学に向けて勉強をしていました。
当時、一人で勉強する孤独さの中、英語ができたらいいなという理想と、その裏でおそらく私自身の中で新しい仕事に挑戦してみたいとか外国で就職してみたいとか、もし可能なら外国人がいる環境下で私自身を試してみたいという気持ちがあり、私は翌年に親には頼らず100%合格圏内で、奨学金や交換留学を受けられる可能性の充分高い大学を、アルバイトで貯めたお金から出願することを決め、大東文化大学外国語学部に入学しました。
浪人時の私、は理想が高すぎて現実が見据えていなく、本当にしたいことを再度見つめ直すために自分自身の中で必要だったのかなと思います。
結論から言うと、最終的には1年間在籍し中退しました。
主な理由としては、授業のあり方が私が求める理想としていたものと異なっていたことと、講義自体がレベルが低く高校の延長のような感じがして、授業に行く意味を感じなくなったことでした。
それでも、一年間在籍した理由は多くの親しい留学生がいて、多くの友人ができたためです。
授業料を既に払っていたため、当時興味があったドイツ語や心理学、社会学などの授業のみ出席関係なく参加していました。
外国語学部に在籍中、私はある日、部屋でなんとなく椅子に座りながら考え事をしていて、ふと天井を見たらそこが狭く感じて、今のままだったら何も手が届かないような気がして、そうだ渡米しようと直感的に浮かび、両親に急きょ電話したのを覚えています。
最初はもちろん、反対され何度も親に頭を下げました。
そして、地元に戻り、渡米のためにTOEFL IBTを受け渡米条件を満たし、ホームステイ先や現地の大学の入学手続きをしました。
世間的に見れば、大学を二度も中退し、そして渡米というのは親への経済的負担や構造性のなさから批判的な意見を持ちます。
私のように途中でしたいことに気づかされ、何度も中退するようなことは理想的なことではありません。
ですが、大学受験や今までの失敗で現在渡米している私がいることは確かです。
そして、今まで在籍した大学で多くのかけがえのない友人ができたことも確かです。
受験生へのアドバイス
私がこの大学受験の体験談から言えることは、きっと理想を追うことで現実は見えなくなります。
そして、同時に現実を見据えながら行動ができなくなり、実際に経験して現実と理想のギャップが生じたとき、私たちは落ち込み、悩んでしまいます。
その先に、私たちが本当にしたいことを考えるきっかけになり、現実は同時に理想に近づき始めるものだと私は思います。
それは、私たちの夢や理想はかたちで、その私たちの過程の中で変わっていきます。
なので、志望校であるなしは関係ありません。
本当にしたいことにまず気づくことが大切です。
就活に有利とかA君が行くからという理由で学部を決めるのは必ず後悔します。
受験勉強は一応基礎なので、しっかりと勉強することは前提です。
ですが、私はあなた自身が本当にしたいことに挑戦して欲しいと思っています。
何度も気づき、何度も方向を変え、親に頭を下げるのも時には必要です。
親は必ずあなたの将来と健康を心配しています。
あなたに素敵な人生を歩んで欲しいからです。
受験は一つの通過点なので、焦らず迷いながら志望校と学部を決め、理想を追いながら、しっかり勉強しましょう。