慶應義塾大学(医学部)に進学
落ちた大学・学部
京都大学(医学部)
大阪大学(医学部)
偏差値
受験時:72
(受験1年前:60)
大学受験失敗の理由
睡眠中心の怠慢のため
新卒で入社した企業・職業
慶應義塾大学
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:理系
得意科目:英語・化学・生物
苦手科目:数学
1日の自習時間:3~6時間
大学受験の体験談
生物学に強い興味があり、自分の興味に基づく知見で人命が救える医師を志すことにしました。
特に医師免許取得後は医学研究者になろうと考えていたため京都大学医学部、大阪大学医学部を目指しました。
横浜の高校にいたため、関西の大学を志望するのはアウェイ感がありましたが、都内の京大を冠した模試や講習には多く参加し、国立、それも京大受験に絞りました。
後期は同じく研究に力を入れている旧帝の阪大を目指しました。
京大は研究地盤に加え、美しい街並みや食べ物の素晴らしさ、大学の(制度の面も含めて)自由な学風に惹かれていきました。
高校時代は吹奏楽部に明け暮れ、ほぼ勉強はしませんでした。
勉強自体嫌いではなかったのですが、まともにできたのは理科や英語くらいでした。
英語は小6時に英検2級を取るなど素養を磨いたとはおもいますが、持ち前のサボり癖で文法を何もやりませんでした。
また、他の科目も全般的に勉強不足で、基礎のインプットとじっくりとした熟考が必要な数学は苦手中の苦手でした。(全国模試で平均を割っていました)
夏に数学の頻出問題と理科の基本事項と頻出問題・英語は構造分析と文法を持ち前のを身につけるため、英文和訳と和文英訳の添削指導を学校で受けました。
また、Z会通信添削の京大コースも受けました。
(まあ、ためてしまいましたが…)
秋から直前期に数学の過去問添削指導、理科の京大過去模試演習(市販の模試過去問)、英語の過去問添削指導、国語の過去問添削指導を受けました。
学校の実力のある先生は基本的に頼り倒しました。
サボり癖はあったものの、京大形式の問題で、学校の先生の添削だったので自分でペースをつかみ、サボらずできました。
こうして、センターを迎えましたが当時の理科3科目(センター理科は二次で使わない科目を1科目やらねばならなかったため、学校でやっていない物理を受けました)や国語の失敗のため748/900点ほどで失敗しました。
後期阪大は絶望的だったため、進学しない前提で山梨大に出願しました。
京大は同得点帯からも合格者が出ている上、センターはほぼ関係ないので予定どおり出願しました。(そういう面からも自由さが垣間見える気がしますが)
結果京大はあっさり不合格。
山梨大はつけた基礎力により合格しました。
蹴って駿台の京大コースで浪人しました。
結論から言うと、なるべく自分と同じ成績のクラスで切磋琢磨した方が良かった気がします。
例えば駿台市ヶ谷のSAか、東大演習コースのSX、京都にこだわるなら大阪校のMSも良かった気がします。(金銭面で関東での浪人を強いられましたが…)
浪人中は数学の強化に勤め、数学は他の塾の単科講座を秋からとりました。
周りのレベルはとても高く刺激になりました。
結果として数学で解けない問題はほぼなくなりましたが、京大形式の問題は情報処理や場当たり的な能力ではなく、解法を厳密に選択して論理の穴を埋めねばならないシビアさがありましたので、最後まで対応できませんでした。
結果として京大に再び不合格。
センターも詰めの甘さから809/900と失敗し、大阪大学の足切りをくらいました。
阪大はセンターがきつい大学であったと思います。
現役時は私大を受けませんでしたが、親と学費の面を相談し,二浪を回避するため滑り止めとして慶應、慈恵、日本医大、防衛医大を受けました。
日本医大は学費の面からやや厳しく進学の望みは薄かったと思います。
結果は慶應正規、慈恵正規、日本医大特待、防衛医大正規でした。
私大は、駿台全国第一回冊子掲載や、早期発表(秋)防衛医大一次合格のおかげで自信とプライドを持って挑んだため、緊張も特にせず余裕でした。
慶應は怖かったですが、持ち前の楽観的な性格とプライドで試験後は合格を確信しました。
受験生へのアドバイス
とにかく、1週間でやることをきめたら、絶対にそれをやり抜いてください。
自分に足りないものを残らず頭の中でリストアップできてください。
そして、なによりサボってしまう人は応援してくれる人のことを考えてみてください。
他人の目があるカフェなどは、静かすぎないし寝てると恥ずかしいので勉強場所としてはオススメです。