早稲田大学(政治経済学部)に進学
落ちた大学・学部
早稲田大学(文学部)
早稲田大学(文化構想学部)
上智大学(法学部)
上智大学(総合人間科学部)
上智大学(文学部)
明治大学(法学部)
明治大学(情報コミュニケーション学部)
偏差値
受験時:62
(受験1年前:56)
大学受験失敗の理由
偏差値および合格可能性をポジティブにとらえすぎたため
新卒で入社した企業・職業
広告会社
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:文系
得意科目:文系
苦手科目:日本史
1日の自習時間:6時間
大学受験の体験談
私は、いわゆる進学校と呼ばれるような中高一貫の学校に通っておりましたが、勉強が得意なわけではなく、 大学受験でそれなりの大学へ行くためには、勉強をする必要がありました。
今になって考えれば当たり前の話ですが、まったく勉強をしていなかった人間が、ある程度勉強するわけですから、当然成績が少しずつ伸びてきます。
そして、大学受験1年前になって、C判定(合格可能性が50%という意味)の評価を得た私は、これはもう合格はもらったと思い、手を抜き始めてしまうのです。
具体的には、予備校で女の子に声をかけて一緒に遊びに行ってみたり、自習室に行くとみせかけて漫画喫茶にいったり、毎週のジャンプは欠かさず読んでいたり、勉強部屋にこっそり漫画を置いて、何周も読んでしまったり。
おかげで、日本史の人名などさっぱり覚えていないのに、ワン○ースのキャラはみんなフルネームで覚えていました。
試験日間近の段階になっても、まだまだ余裕(と思っている)私は、やはりお尻に火がつきません。
合格可能性が50パーセントなのだから、6つ受ければ3つは受かるはずで、さてどちらに進もうかなあなどと考え、試験のことなどすっかり忘れて、華のキャンパスライフのことばかり妄想をしていました。
何なら、試験中も見直しをせず、これから出会うであろう素晴らしい友達や、美しい恋人のことを妄想していました。
しかし、当たり前ながら、結果は惨敗。
A判定で合格可能性80パーセント、受かっても行きたくないよ!早稲田とか慶応に入れなかった奴がいく学校だもん!と豪語していたくらいの滑り止めで、余裕で合格するはずだった明治大学にすら、2つの学部を受けて受かりもしませんでした。
しかも、試験終了直後には謎の自信と手ごたえはあったのですから、もはや自分の実力がどれほどなのかすらもわかっていなかったのだと思います。
結局、いわゆる「全落ち」と呼ばれる状態で浪人生活に突入し、両親に激怒された私は予備校に行くお金を出してもらえず、家で地獄の宅浪生活をすることになりました。
食事のときに話す家族と、そしてコンビニの店員さん以外とはまったく話さずに1か月が終わることもざらにあるくらいで、おしゃべり好きな私には地獄。
そこまできてやっと心を入れ替えて、勉強に集中することができるようになりました。
自分の慢心のせいで、ずいぶん遠回りをしてしまいました。
何とか軌道修正ができた今ですら、恥ずかしいばかりです。
受験生へのアドバイス
受験に失敗して浪人すると、生涯年収にして約1,000万円ほど損をします。
誘惑も多く、結果もすぐには出ず、なかなか勉強に集中できないこともあるかもしれませんが、たまには、浪人したときの姿を考えて、そうなりたくないという思いで走ってみてもいいのではないでしょうか。