熊本大学(医学部)に進学
落ちた大学・学部
九州大学(理学部)
偏差値
受験時:75
(受験1年前:62)
大学受験失敗の理由
勉強する科目のバランスの悪さのため
新卒で入社した企業・職業
医者
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:理系
得意科目:数学 生物
苦手科目:国語 英語
1日の自習時間:5時間
大学受験の体験談
私は体が弱く学校を休みがちで、中学時代の授業日数がぎりぎりで高校受験を失敗しました。
そのことにより、将来の職業を医者になることを決意しました。
高校入学の前から大学受験を意識した勉強を始めました。
高校受験の時にそれほど大きい塾ではなく、こじんまりとした所でしたが、先生とマンツーマンで使っている教材も手作りでしたので、それを元にそこで入学前から勉強を始めました。
その塾が、数学と英語でしたのでその科目については、先生に頼りました。
それと同時に、教科書を読んで理解し自分がコレだと思う参考書と問題集を使って、数学についてはパターンというものをつかんでいきました。
意味を理解しパターンをつかむと、たいていの問題を解けるようになります。
センター試験くらいなら、満点が取れるくらいにはなりました。
しかし、二次試験はそういうわけにはいかず、ある程度応用力が必要でそのことを塾の教材を使って付けて行きました。
二次試験については、過去問等もこなし考える力が必要となります。
解を導く過程が非常に重要となります。
英語は不得意でしたので、教科書や中学時代の基礎を大事にしていきました。
語学は文の分析をすることが大事なので、段落ごとにわけて文法に従って図解化していきました。
時間をじっくり使って勉強しました。
さすがにそのことが分かったのが、浪人になってからだったので、現役時代には間に合いませんでした。
生物や化学はとにかく時間をかけてじっくりやりました。
現役時代はただただ暗記に頼ったやりかたでしたので、センター試験までは8割くらいの点数だったのですが、二次試験にはとてもそれでは対抗できませんでした。
3~4割くらいの出来だったと思います。
それで大学受験を失敗し、浪人してから予備校に通ったのですが、そこの化学の先生が変わった教え方をされたので、それがヒントで勉強のやり方を変え実力が伸びました。
それは、暗記主体から全体を意識した図解によって頭に入れることでした。
生物などは、特にこのことが効果が発揮されました。
たとえばクエン酸回路でしたら、きれいにノートにカラーのマジックを交えながら図解化し、それと関連のあることを隣に書いていく作業をしました。
この作業が大事で、この作業をすることで頭に浮かぶようになります。
そうすると、論文形式のものなど、すらすら書けるようになります。
理科に関する科目もしくは、地理や歴史もこの方法で伸ばしてきました。
現役時代の失敗は、暗記に頼りすぎと、不得意科目に取り掛かれなかったものと思います。
受験生へのアドバイス
私の受験勉強は、入学前から始まりました。
取り掛かりは、早ければ早いほどいいです。
それと、暗記に頼りがちはよくありません。
知識が多いので仕方ありませんが、実際の試験の時、特に文章で答えなければならない時、文が浮かびません。
また、不得意科目を作るのは、よくありません。
バランスをとって勉強しましょう。