東洋大学(経営学部)に進学
落ちた大学・学部
立教大学(観光学部)
偏差値
受験時:55
(受験1年前:58)
大学受験失敗の理由
仮面浪人を決意したが周りの誘惑に負けて勉強不足のため
新卒で入社した企業・職業
印刷会社 営業
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:文系
得意科目:英語
苦手科目:歴史
1日の自習時間:2-3時間
大学受験の体験談
私は高校生時代、立教大学にどうしても入りたかったので、某有名進学予備校に通いひたすら勉強をしていました。
しかし、元々勉強が嫌いで高校2年生まで全く勉強をしてこなかった為、立教大学に合格することができませんでした。
結局、大学に進学するか浪人するの決断を迫られて、その他の志望大学で唯一受かった東洋大学の経営学部に入学することを決意しました。
晴れて大学生になった私、4月は大学生活を謳歌しようと意気揚々と大学へ通い、友達もできとても充実したように思えていましたが、やはり第一志望校である立教大学へ行くことができなかった為、どこか悶々としていました。
そんなときに、インターネットで「仮面浪人」という単語と仮面浪人を実践している女の子のブログを見つけました。
仮面浪人とは、大学に行って授業を受けながら、再度第一志望への大学受験に向けて勉強をしている大学生のことです。
仮面浪人に活路を見出した私はに立教大学の観光学部を再受験すると誓い、受験勉強を開始しました。
仮面浪人になった私に待っていたのは、葛藤の日々でした。
東洋大学に進学したにも関わらず、別の大学を受験するのだから当然です。
まずは、立教大学のオープンキャンパスへ行きモチベーションを上げて、図書館で黙々と勉強を開始しました。
しかし、一緒に授業を受けている友達にもどうせ来年には会わないんだろうとか、サークルやゼミも来年には大学が変わってしまうのだからと 、全く入ることをしませんでした。
その結果、大学ではほとんど一人で過ごすこととなり、唯一真剣に受けていた授業は受験に関係のある英語のクラスだけでした。
唯一のモチベーションは仮面浪人をしている女の子のブログでした。
夏休みは勉強をする良い機会でTOEICの勉強と言って、図書館にこもって勉強をしていました。
しかし、大学生になり受験費用も自分で稼ぐといった意識が強かったので、パン屋でアルバイトをすることになりました。
そのアルバイトがすべての始まりでした。
パン屋には同じ大学生のアルバイトが多く、とても充実した毎日を送っているなどの話を毎日のようにしていました。
その結果、私の中に今の大学で全然充実していなかった為、もしも受験に落ちたらという不安感を覚えました。
その不安感から、夏休み明けは保険としてゼミや大学構内のボランティアなどの団体に所属するようになりました。
バイト、ゼミ、ボランティアなどはほどほどにと考えていましたが、思ったより勉強の時間が取れなくなり受験は失敗。
結果として、東洋大学での4年間の学生生活を終え、現在は社会人として働いています。
受験生へのアドバイス
最初にお話しますが、私個人の感想としては仮面浪人はおすすめできません。
ライバルである現役高校生や浪人生とは勉強の絶対量が変わってきます。
また、学生生活では数々の誘惑があり、それを断ち切って黙々と受験勉強をしなければなりません。
また、失敗するとその後の学生生活でも気まずい思いをしますし、何よりやる気がなくなります。
こんな思いをしない為にも、納得のいく学校選びをして、納得のいく進学をしてください。