同志社大学(理工学部)に進学
落ちた大学・学部
名古屋大学(工学部)
偏差値
受験時:72
(受験1年前:63)
大学受験失敗の理由
第一志望のみに絞った勉強ができなかったから
新卒で入社した企業・職業
地元の病院・ME
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:理系
得意科目:物理
苦手科目:科学
1日の自習時間:5時間
大学受験の体験談
私は、受験生の間、ずっと第一志望だけのことを考えていました。
自分は何になりたくて、どこを第一志望にするのか、それを決めるのにとても時間がかかって、気づいたら夏も終わるころでした。
第一志望校が決まってからは、そこの大学の研究ばかりしていました。
私の場合、第一志望が国公立だったのでセンターや二次対策におわれ、第二志望の私立は正直なところ近くにあったパンフレットで適当に決めました。
受験が始まってからも、第一志望以外の受験は赤本を買ったりせず、過去問を見たことがないままで受験していました。
そのせいで、第一志望がに落ちたときに残されていた選択肢は、浪人をするか、なんとなくで選んだ第二志望の大学に行くかという二つの選択肢だけでした。
私は、結局なんとなくで選んだ第二志望の大学に行きました。
恥ずかしながら、第二志望の大学がどこにあるのかも第一志望を落ちるまで知りませんでしたが、浪人は、心と体ともに限界だと感じていたのでやめました。
なんとなくで選んだ大学は、あまりやる気も起こらず、なんとなくで過ごしました。
もっと興味がある大学で学びたかったなと思ってしまいます。
受験生の間は、どこを第一志望にするかということをまず決めなくてはならなくて、それを決めることや、そこに向かって勉強をすることで手一杯で、もしも落ちたらなんてこと考えたくなかったです。
頭の隅には、落ちるという可能性もあるということはありましたが、落ちたことを考えると本当に落ちるような気がして、考えるのが怖かったことを覚えています。
ですが、今振り返ってみると、きちんと第二志望のことも考えて対策を練るべきであったと、とても後悔しています。
周りにも、そういう人は多いです。
第一志望にばかり気を取られて第二志望をおろそかにしすぎて、第一志望に落ち、本人の実力よりもはるかに低いレベルの大学に通わざるおえなくなってしまった人をたくさん知っています。
それは、とても不幸なことだと思います。
また、第一志望と第二志望が国立と私立の場合、国立と私立の間には大きな溝があります。
それに問題の傾向というのはとても影響があるもので、偏差値は同じでも過去問で問題の傾向をつかめている人とそうでない人で合否がわかれるものです。
第一志望以外のところも大学についてきちんと調べて赤本を買って過去問から問題の傾向をつかむこと、そういった余裕のあるスケジュールで行くために、もっと早く第一志望を決めること、これらが私ができなかったことでした。
受験生へのアドバイス
第一志望に絞った勉強法は、危険です。
志望校について考えるときに第一志望について考えることも大切ですが、その次の大学の対策もしっかりしましょう。
考えたくないことですが、もし第一志望を落ちたらということを考えることは、とても大切なことです。