鶴見大学( 歯学部)に進学
落ちた大学・学部
早稲田大学(教育学部)
偏差値
受験時:56
(受験1年前:40)
大学受験失敗の理由
やりたいことを決めずに大学を決めてしまったため。
新卒で入社した企業・職業
フリーライターになりました。
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:文系
得意科目:歴史
苦手科目:数学
1日の自習時間:3時間
大学受験の体験談
勉強が嫌いでした。
学校の成績はとても悪く、死ぬほど頑張らないとMARCHも受けられないレベル。
と先生に言われ自信を失っていました。
自分には大学進学は無理だ。と心の底から思っていましたが、親や兄弟から「おまえはできる」「文系の成績は良いんだから」と言われ、 先生と二人三脚で、猛勉強を始め、さあ、頑張るぞ 、と机について勉強することにしました。
むかしから早稲田の文系に入るのが夢だったので、英語。国語。日本史。の文系の科目を一生懸命勉強しました。
かなり気合を入れたのですが、自分の実力と現実が伴わず、早稲田の試験を受けても、さっぱり点が取れずに 、結果的に、あっさり落選してしまいました。
落ち込みましたが、鶴見大学歯学部に受かり、心からホッとしました。
ところが、そのつかの間、大学に入ったあと。
わたしは絶望しました。その絶望感を言い出したら本当にキリがないのですが、 例えばレポートを書いたり、サークルに参加するといった行事を何故かクリアする事ができなかったのです。
つまり大学不適応者だったのです。
しばらく、欝だった記憶が今も残っています。
そのぐらい大学のキャンパスライフに溶け込めなかった私の学生時代は、気分が暗かったです。
将来、自分が何をしたらよいのかわからない。
その時のわたしは「やりたいことがない」というジレンマに苦しめられていました。
わたしが「大学受験」に関して最も深刻な問題だと思っているのは「大学にどうやって入るか」よりも「なぜその大学に入いりたいのか」ということに尽きると思うのです。
なぜ入りたいのか。
『なぜ、自分がここで学びたいのか』ということを深く考えなかったことが「やりたいことが見つからない大学」を選んでしまった決定的な要因じゃないかと思います。
わたしの失敗は、自分の意思もなく、ただ、周りに「流されていた」だけだったのです。
大学を受験しようと思っている人に言いたいです。
「やりたいこと」があっても、入ってみたら「あれ?なんか違う」と思うことが多いです。
そういう時に自分の胸に真剣に「この大学で何を学びたいのか」と考えてみてください。
それを考えてみた時に「自分の明るい将来が見えるか?」と深く吟味してみたときに身体に変調をきざして病気になりそうだったら、やめるべきだと思うんです。
大学は勉強よりも、「なぜ、その大学に入りたいのか?」と真剣に考えてみることが重要です。
それを考えないと、入った時に、かならず「辞めたい」という気持ちが私のように沸いてくるはずです。
こういう「中途半端」な状態が、いちばん「人間として堕落する」原因だと思っています。
大学になんとなくボンヤリした希望を持って、なんとなく勉強している人は、今一度、考えてみてください。
受験生へのアドバイス
大学は、自分の「やりたいこと」を見つけに入るのではなく自分の「やりたいこと」を見つけてから「入る」ものだと思っています。
いまさら後悔しても遅いのだが、はやくこれに気づくべきだったと、いま激しく、後悔しています。