関西学院大学に進学
落ちた大学・学部
関西学院大学
偏差値
受験時:62
(受験1年前:43)
大学受験失敗の理由
準備不足。
新卒で入社した企業・職業
デザイナー
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:文系
得意科目:英語・日本史
苦手科目:数学・物理
1日の勉強時間:7時間
大学受験の体験談
私の一番の失敗は、大学受験のスタートがみんなよりかなり遅れてしまったことにあります。
大学に進学を希望していた人は、早い人で高校一年生の頃から予備校に通っている人もいました。
私はその時、何をしていたかというと、自分のなりたい自分を探すのに必死な毎日を送っていました。
しかし、考えても考えても答えはなかなか見つからないでいました。
そうしている内に二年生になり、そして受験生となる三年生を迎えました。
なりたいものがわからない、なら進学してもお金が無駄だと考え就職をするつもりでいました。
そんな時、日本史の先生からある言葉をもらったのです。
「なりたい自分がなくても、大学へ行くことも考えてみてもいいのではないか」という言葉でした。
先生曰く、大学は遊びに行くところではなく、自分のための勉強をしに行くところ。たくさん勉強して、あなたの人生を実りのあることで満たしなさい。そうすれば、あなたにしかみえないものがみえるから。とのことでした。
今まで私は、なりたい自分がないから、大学に行かないと考えていたので、先生のその発言には驚かされました。
そして、なりたい職業はなくても、興味のあること、知りたいことはたくさんあったので、それをもとにして大学探しをはじめ、関西学院大学に決めました。
しかし、この時にはもう三年の夏休みでした。
この頃から毎日6時間ほど勉強して、受験に必要な三教科の三年間の総復習を冬までに終えました。
しかし、関西学院大学に合格できるだけの力をつけることはできませんでした。
そうして、もう一年、時間をかけて関西学院大学を目指すことにしました。
予備校に通うことになるのですが、基礎からできていなかった私は4クラス中3番目のクラスで、関関同立を目指すのは難しいといわれているクラスでした。
予備校生活中は、月曜日から金曜日の朝から夕方まで授業についていくのに精いっぱいの生活を送っていました。
夏頃になってやっと落ち着いてきたころには一般の授業は休みになって、夏期講習が行われました。
しかし、私は英語の文法クラスをとっただけで、後はすべて自習の時間にあてていました。
時間にして朝九時から夜の九時まで、途中に休憩をはさみながら勉強を行っていました。
暗記である日本史は、図書館にあったイラスト付きの歴史の本を通学しながら読み、30日完成のテキストを一日かけて行い、頭へ定着させるという方法をとっていました。
英単語も同じで、今日は英単語の日と決めれば朝から晩まで500単語繰り返し覚えるということをしていました。
そういった方法をとることで、テキストを何十周もし、目に触れる回数を増やしました。
自分でできること、人に教わることを考えて分けた勉強法を行っていたので、夏期講習のテキストの予習復習に追われるのではなく、自分の苦手分野を克服することができました。
そして秋からは夏に固めた基礎をベースに発展問題、大学の過去問を解くことができました。
参考書を一周するペースを落としながらも、最後まで基礎の勉強は行いました。
そして関西学院大学の希望する学部に合格することができました。
今のお仕事は、大学で勉強したこととは異なっているけれど、自分で選んで、勉強していろんな人、事に出会ってきた中から見つけたお仕事です。
どんな人にとっても大学に行くことは今後生きていく中で、たくさんの経験ができる場所であると考えています。
ですので、やりたいことがないから、勉強が嫌いだから、といって投げ出さずに、自分と向き合って、いろんな可能性を見つけてみてみることが大切であると考えます。
受験生へのアドバイス
「自分は何がしたいか、何になれるのか」を早い段階で見つけることは難しいです。
だからこそ、今できることを、今この瞬間に行動することが必要です。
今のあなたに、なにが必要かを見極めて、今のあなたか考えていることを活かせるような選択をしてください。