愛媛大学(農学部)に進学
落ちた大学・学部
神戸大学(農学部)
偏差値
受験時:63
(受験1年前:55)
大学受験失敗の理由
進学校に進学したことへの慢心のため
新卒で入社した企業・職業
製薬企業・MR
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:理系
得意科目:生物
苦手科目:国語
1日の自習時間:12時間
大学受験の体験談
私は、県内有数の進学校に入るために、中学生の時は毎日こつこつと勉強をやってきました。
その努力の甲斐あって、目指す学校に進学することになりました。
とても、誇らしい気持ちで入学したのですが、その目標が達成されたため燃え尽きてしまったのか、あまり勉強に身が入らなくなってしましました。
しかし、そこは進学校です。
授業スピードは速く、定期テストは難しく、毎日勉強時間の調査をされ、どんどん追いつかなくなってしまいました。
塾には、通っていたのでそれなりの順位をキープしつつでしたが、勉強に対するやる気はなくなってしまいました。
また、「塾に行っているから、大丈夫」という慢心があったのか、授業は寝ることが多く、起きていても授業は聞かずに自習をする毎日でした。
そんなことで、受験がうまくいくはずがありません。
センター試験ではものの見事に失敗し、浪人することとなりました。
予備校に、翌年から通うことにしました。
大学受験を失敗した人が集まる場所で暗いイメージでしたが、そんなイメージは払拭されました。
大学に受かるか、受からないかの瀬戸際で、どうしてもその大学に入りたいという強い気持ちを持った人が集まる場所でした。
そのため、目標大学は医学部・東大・京大・旧帝大は当たり前です。
私よりも、目標が高く一生懸命努力する人ばかりです。
運よく、多くの友達ができ、効率の良い勉強方法や、覚えやすい語呂合わせを一緒に作ってみたりと、沢山勉強の話をしました。
その環境にいるなかで、気が付いたことが2つあります。
1つ目は、成績がいい人は授業をとても大切にしています。
授業に積極的に参加しています。
また、生活習慣もきちんとしていて、自分のリズムがあり、あまり無理せず適度に休みながら、勉強をしっかりしているというイメージでした。
私は、周りとの大きな差に苦しむことが多く、無理をしすぎて焦っていました。
無理をしすぎて、体調を壊してしまったり、勉強しているときも焦って焦って、しっかり集中できていなかったように思います。
自分の学力が志望大学の偏差値に足りない、周りの学力に追い付けない、そんな苦しい思いをしている人がいるのではないでしょうか。自分は自分でしかないのですから、周りに流されるのではなく、しっかり自分の学力を見極め、自分に合った生活リズムで、着実に勉強していくことが最も大切です。
2つ目は、自分が大学に入って何をしたいかを明確にしている人が多かったです。
私は、なんとなくこの大学がいいな、こういう勉強ができたらいいかな、というような曖昧なイメージで大学を決めていました。
今思うと、もっと大学のカリキュラムや研究室をしっかり調べておけばよかったと思っています。
志望大学の調査票に自分の偏差値にあった大学名を適当に書くのではなく、しっかり大学のことについて調べて、自分が何をしたいのか、将来どういう風な職に就きたいのか。
将来のことをしっかり考えたうえで、受験勉強を始めてほしいと思います。
受験生へのアドバイス
毎日、こつこつ勉強することが志望大学へ進学できる唯一の近道です。
日々の授業や定期テストをしっかりこなしていってください。
また、高校では体育祭・文化祭などたくさんの行事があります。
人によっては、部活一心になる人もいるのではないでしょうか。
ぜひ、勉強だけでなく、勉強外のことにもエネルギーを費やし、沢山の思い出を作ってください。
いろいろなことに、エネルギーを沢山費やせる人が受験の最後の伸びが違うように思います。
頑張ってください!