日本大学(法学部)に進学
落ちた大学・学部
中央大学(経済学部)
偏差値
受験時:60
(受験1年前:45)
大学受験失敗の理由
計画の粗さ。
新卒で入社した企業・職業
在学中
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:文系
得意科目:英語
苦手科目:国語
1日の勉強時間:8時間
大学受験の体験談
現役時代、理系でしたがやりたいことが変わって文転しました。
もともと私は高校を卒業したとき、大学へ進学するつもりはなく早く働こうと思って自分の好きだった音楽にかかわる仕事をしていました。
しかし働きながら様々な人と会い経験をしていると「やっぱり大学行くべきだった・・・」と後悔するようになり大学にむけて勉強をはじめました。
受験勉強をはじめたのは6月ごろでした。
私の家はそれほど裕福な家庭ではなく、何となく親へ申し訳ない気持ちから塾や予備校へ通うことはせず宅浪で受験勉強をしていました。
参考書などの教材も自分がアルバイトをして稼いだお金で購入して勉強しました。
英語は現役のころ勉強していたこともあり比較順調にすすんでいたのですが現代文・古典の壁にぶち当たりました。
それまで文系の勉強をしたことのなかった私はまず勉強の仕方が分からず、何からはじめればいいのか全く分からないという状態でした。
文章の問題を解くための読み方、記述のテクニック、古典の文法などが分からず、やっても全然伸びないという状態でした。
とにかく勉強の仕方はがむしゃらで効率の悪い勉強が8月ごろまで続きました。
9月ごろ初めて模試を受けてみましたが結果は散々・・・。
国語が一番できていないことは分かっていたのですが、自分が得意だと思ってた英語の点数が全然取れていなかったことでした。
とてもショックで「自分のやってきた勉強の仕方は全部間違えていたんじゃ・・・」と思うようになり少し勉強がおっくうになってしまうことがありました。
それでも続けているとなんとなく勉強のやりかたが分かってきてペースがあがってくるにつれすこしづつ受験勉強がたのしいと思うようになっていました。
10月ごろになるとそれまでに比べていっきに学力が伸びるようになりました。
しかしこのころ大きな失敗をしてしまいます。
センター試験の申し込みを忘れてしまったのです。
申し込み期限を過ぎるとどんな理由があっても受験を受けることはできません。
大きなショックで完全に勉強に手がつかなくなってしまいました。
勉強するわけでも遊ぶわけなく2週間ほどボーっとしながらテレビを見たりしていたと思いますが詳しいことはあまり覚えていません。
11月ごろこれではいけないと思い赤本に手を出しましたが全くできず・・・もう一度テキストをやり直しました。
12月ごろもう一度赤本に手を出してみるとだいぶとけるようになった問題が増えていたので徐々にシフトを赤本の方に移して勉強しました。
受験の結果は第一志望の中央大学経済学部は落ちてしまいましたが第二の日本大学法学部には合格しました。
ほかの受験生の方と比べるとハチャメチャな受験勉強だったと思いますがやはり一番思ったことは学校・塾・予備校へ通える環境はとても良かったなと思いました。
なんといっても自分の分からないところを気軽に先生や友人に聞くことができるんですから!
自分の場合はそのようなことを周りに聞く環境がありませんでした。
もしあれば古典や現代文の記述にずっと苦しむこともなかったし、苦しいときに話せる仲間がいる環境もとても羨ましく思いました。
宅浪は基本自己責任です。
センター試験などの申し込みなどはちゃんと学校・塾・予備校に通っている人は先生や講師の方からちゃんと催促などがあると思います。
僕の場合はもちろん催促などはありませんでしたし締め切りの日程など自分で調べて計画を立てる必要がありました。
そんなことは当たり前だろうとおもっていましたが、実際に体験して自己責任は想像以上にと大変なことなのだと改めてこの浪人生活中に思い知らされました。
受験生へのアドバイス
現役の方は是非学校で先生や友達に勉強の分からないことや悩んでいることなど相談することをおすすめします!
同じ仲間がいることは受験生活で大きな助けになります。
浪人の方はお金の余裕があるなら塾・予備校へ通うことおすすめします。