立教大学(文学部キリスト教学科)に進学
落ちた大学・学部
早稲田大学(国際養育)
立教大学(異文化コミュニケーション)
法政大学(国際文化学部)
偏差値
受験時:65前後
(受験1年前:40前後)
大学受験失敗の理由
勉強している自分に酔いしれていたから。
新卒で入社した企業・職業
観光業
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:文系
得意科目:英語、日本史
苦手科目:古文・漢文
1日の自習時間:10時間
大学受験の体験談
父親が早稲田大学だったため、中学生の頃から漠然とマーチか早慶上智に入学したいと思っていました。
しかし、これといって受験勉強をしていたわけでもなく、真剣に勉強し始めたのは高校三年生にはいってからでした。
自分で言うのも変ですが、テストではいつも平均以下。
やる気がでて好きな科目であればクラスでも上位という程度の頭でした。
私の通う高校は、アッパークラスという、頭のいい学生だけで構成されているクラスが一学年に一クラスありました。
高校三年に上がる時に頑張ってこのクラスに入ることができました。
入ってから愕然。
いわゆるエリートばかりで、授業についていくのも大変で、私だけがいわゆる「おバカさん」でした。
そこから頑張ってクラスでもトップ15位に入るくらいになりましたが、精神的に崩壊していくのが分かりました。
受験後期では時間だけを費やす、効率の悪い勉強ばかりしていました。
周りから見ると「頑張ってるわね」と思われる勉強ぶりでしたが、私が実際にしていたのは何度も同じような英単語帳を作ったり 、かわいいノートを見つけるとまた一から単語帳を作り直したり、勉強内容をインプットするようなことはしていなかったです。
問題集を買って解いてはまるつけでおしまい。
復習もせずなぜ間違えたのかも追及せずでした。
その時点でもう12月1月になっていたでしょうか。
偏差値は相変わらず上がらず40ちょいでした。
もちろん、学校の後は予備校にも通い講習を受けていました。
そこで受けていたのは、早稲田合格コースなどのレベルの高い大学の授業でした。
正直、今思えば無意味でした。
自分は早稲田を受けるから早稲田合格コースを受けていましたが、それは全く無意味な行為だと今思えば後悔です。
勉強はやはり基礎が全てだと思います。
基礎も知らずに早稲田大学でよく出る英単語だけ抑えたところで、何の意味もありません。
そんなこんなで、現役時代は全大学見事に落ちました。
受験会場へ向かっている時から受かる気すらありませんでした。
しかし、大学に行かないという選択肢は我が家ではありえなかったので、私は浪人すること決意しました。
浪人すればどこかしら良いところに受かるだろうと私も家族も思っていました。
それは大間違いでした。
浪人したからと言っていきなり効率の良い中身のある勉強法をすぐに探せるわけではありません。
最初は現役の頃とあまり変わらない勉強法でした。
予備校に通い、毎日学校の様な授業を受けていました。
英語が得意であったにも関わらず、偏差値は伸びませんでした。
夏頃でしょうか。
このままではやばいと思い、自分のプライドを捨てて本当の基礎から勉強しようと思いました。
いわゆる中学英語レベルの文法を極めようと決意しました。
正直間に合わなかったらどうしようという焦りもありました。
夏から中学英語レベルから始めるなんてかけでした。
しかし、それが功を奏し英語の偏差値はみるみる上がり自分でも英語オタクになったような気分でした。
英語の偏差値が上がったことで心に余裕ができ他の教科に関しても偏差値を上げることができました。
結局浪人時代に受けた大学で、立教大学だけ合格することができて、今では満足しています。
受験を経験できたのは、本当に良かったと思います。
受験生へのアドバイス
自分に合った勉強法を見つけ出した瞬間、合格への道が切り開かれると思います。
人に教えてもらった勉強法が自分に合っていればそれでもいいとは思いますが、自分で見つけられればベストでしょう。
共通して言えるのは「基礎」を大切にしたほうがいいという事です。
レベルの高い大学でも低い大学でも大事なのは「基礎」です。
基礎がしっかりあれば応用が効きます。
プライドを捨て一から勉強をやり直すのも、受験後期では必要かと思います。