福岡大学(法学部)に進学
落ちた大学・学部
福岡大学(人文学部)
熊本大学(文学部)
偏差値
受験時:52
(受験1年前:40)
大学受験失敗の理由
偏った勉強方法だったから
新卒で入社した企業・職業
ディップ株式会社 営業職
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:文系
得意科目:国語
苦手科目:数学
1日の自習時間:8時間
大学受験の体験談
私は勉強があまり得意ではなく、一浪をして大学に入学をしました。
しかし、一浪しても自分が進みたい学部学科には行けず、仕方なく受かった学部に入ったという感じです。
なぜ私が受験に失敗したかというと、一言で言えば「偏った勉強をしていた」からに尽きると思います。
私は、どちらかといえば文系の人間で、現代文や古文、漢文などの国語全般、英語や世界史などを得意としていました。
一方で数学や生物、化学などの理系と呼ばれる科目はとても苦手で、特に数学はいつも100点満点中20点台を出すなど本当に苦手でした。
私は予備校に通っており、毎日勉強漬けの日々でしたが、苦手な理系科目の勉強時間は意識的に少なくし、逆に文系の科目をよく勉強していました。
暗記物が得意だったので、たくさん暗記もしました。
そのせいか、苦手な理系科目はお粗末になっていってしまいました。
予備校の先生にも、これではダメだと、理系科目の勉強の時間を増やすように指摘され、特に数学がダメだったので数学の勉強時間を増やしました。
しかし、時間が過ぎていくだけという感じで、全然分からず1日そのような日があることもありました。
その次の日はやはり文系に力を入れてしまい、受験の日までだらだらと偏った勉強方法でいく日々が続いていってしまいました。
そして、受験当日。
その年のセンター試験はとても難しく、文系分野でもかなり苦戦をしましたが、なんとか力を発揮することはできました。
しかし、理系分野は予備校にまで通っていたのにボロボロでした。
特に、数学は応用問題などがほとんど分からず、とにかく簡単な問題を絶対にミスなくしようという思いで精一杯でした。
そして、結果は見事に惨敗。
得意だった現代文や古文、漢文は過去最高の得点を叩き出すことができましたが、英語もかなり不安定で、世界史も微妙な自己採点になってしまいました。
理系はやはりボロボロで、現役時代とほとんど変わらない得点でした。
私は、苦手な科目ももっと必死に勉強しておけばよかったと心から思いました。
一浪しましたが、第一志望だった大学には合格できず、第三志望だった私立の大学に合格したので、そこに入学することに決めました。得意な科目をどんどん伸ばして、苦手科目の穴を埋めるという勉強のやり方をしてましたが、その方法で穴を埋めるのはとても難しいと痛感しました。
得意科目を滑らしたら終わりです。
受験は何が起こるかわかりません。
どんなに苦手でも、しっかりと点を取れるまで底上げをしないと受験は難しいということを今回で知りました。
受験生へのアドバイス
まずは、自分の得意不得意科目をよく知ることだと思います。
得意な教科を私のように伸ばすのもいいですが、やはり穴を埋めるには限界があります。
苦手な科目も平均的な点を取れるくらいまでには勉強をして、苦手な科目をなくす勢いで満遍なく勉強をしましょう。