茨城大学(工学部)に進学
落ちた大学・学部
筑波大学(理工学群 物理学類)
偏差値
受験時:60
(受験1年前:70)
大学受験失敗の理由
苦手科目を放置したままにした。
新卒で入社した企業・職業
在学中
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:理系
得意科目:数学・化学
苦手科目:国語・英語
1日の勉強時間:8時間
大学受験の体験談
私が大学受験に失敗してしまった原因は3つあると考えています。
1つが受験期間中、終始勉強法について迷ったままだったことです。
この世にはたくさんの勉強法があふれています。
それも教科ごとに及ぶものもあれば、自分のライフスタイルに関するものだったりします。
私はそのようなことへのリテラシーもなく、また、これまでに自力で勉強で大きく成績を伸ばしたことがなく(いわゆる成功体験)、おまけに周りが特に勉強していない2年生の時点での成績で満足してしまったのが重なって大きく成績を下げる結果となってしまいました。
受験生はみな「偏差値40からの逆転合格!!」などという文言に振り回されてしまいますが、それは反面、私のような人が蹴落とされているのです。(あなたがそうなってしまうかもしれません)
そもそも、勉強の目的とは、試験のために覚えさせられる内容をすべて覚えるためにやるものです。
そう、難しい勉強法云々のまえに、覚えさせられる内容をしっかりと覚えればよいだけの話です。
間違えた問題もしっかり覚えればよいだけ。
天才的な能力は必要とされていません。
一番重要なことは「経験」をたくさん積むことです。
おそらくこの世の人は天才的な人にあこがれてしまうでしょう。
しかし、そのような人は大概にして子供のころからの英才教育など、私たちが普段どおりの生活ではつむことのない「経験」を積んでいます。
天才的に見えてしまうのは、その天才的な人は過去の「経験」を参照することによって、理解ができているのです。
多くの人が中学3年時に学ぶ「因数分解」などにつまずいてしまうのは「経験」がないからです。
何を言おうが、一番重要なことは、「経験」をたくさん積むことです。
2つ目は周囲の協力を仰がなかったことです。
「迷惑をかけたくない」の一心で親にもそんなに頼ることなく、勉強とは関係のないことまでたくさん背負い込んでしまったことで、なかなか勉強に集中できなかったことです。
(親に迷惑をかけないように多くの家事を自分でこなしてしまっていました)
最終的に大学に落ちたことでむしろ迷惑をかける結果となってしまいました。
友達に関しては保障できませんが、少なくとも親に関しては子供から頼られるのを待っているはずです。
むしろ頼られてほしいと思っているかもしれません。
なぜなら、自分が「責任を持って、すばらしい子供に育てて見せる!!」と思って生んだ子供が、もし子ども自身から親の願いをかなえてくれるような行動をとってくれるのは間違いなくうれしく思うはずです。
(まさか、適当に育ててやる、と思われて生まれた子供はいないと思っていますが…)
ぜひ、頼っていくべきです。
3つ目は、必要なところで、必要なお金を勉強にかけなかったことです。
たとえば、勉強計画をまとめるのによい手帳がほしいなと考えたとしても、「余計なお金がかかってしまう」などと考えてしまい、モチベーションの下がるような手帳を使っていました。
高校生のころの私はまだまだ幼稚な考えをしていたもので、「本当に勉強のデキルやつは手帳なんかには頼らないだろう」なんて勝手な妄想を立てて、自分を戒めたつもりになっていました。
そして結局勉強する気が出ることはなく、自己破壊を起こしていました。
基本的にこの世において、かけたお金は何かしろの結果で自分に返ってきます。
そのお金をかけた対象が人だったとしても、それは多くの場合、信頼関係などに還元されます。
もし自分に価値があると思うのなら、おこずかいをはたいてでも自分に投資したほうがよいです。
受験生へのアドバイス
無駄な勉強をしないように気をつけましょう。
成績は覚えることさえできればあがるのであり、解けない問題、内容に関する「経験」が重要です。
必要なときは回りに協力を仰いで、資金面での援助も必要になるでしょうから、親、先生などもたくさん頼りましょう。
合格目指してガンバレ!!