九州大学(工学部)に進学
落ちた大学・学部
早稲田大学(基幹理工学部)
偏差値
受験時:69
(受験1年前:60)
大学受験失敗の理由
九大に合格するための勉強しかしていなかったから
新卒で入社した企業・職業
現在大学生です
大学受験時の詳細情報
現浪:浪人
文理:理系
得意科目:数学、物理
苦手科目:化学
1日の自習時間:7時間
大学受験の体験談
現役のとき九州大学工学部に落ちました。
勉強量が足りなかった、これに尽きます。
行きたい学科がレベルの高い場所だったので、逆に落ちてよかったんだと切り替えるしかありませんでした。
しかし、一緒に頑張った友人には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
彼らと合格の喜びを味わいたい、そう思っていたからです。
4月から浪人生活が始まりました。
もう落ちたくない、友達のためにも合格したい、その一心で必死に勉強しました。
休みの日なんてありません。
毎日毎日始発で登校して、限界まで居残りの繰り返しです。
仲間がいたからこそ、その生活を耐え抜くことができました。
夏は数学500題、物理と化学は300題を解ききり、秋は九大に特化した対策をし続けました。
勉強の甲斐あり、模試では全てA判定を出し、順位もいい位置をキープできていました。
センター試験でも9割近くの得点をたたき出し、変な自信が湧いていました。
しかし、受験校を九州大学に決めていたこともあり、そのための勉強しかしていませんでした。
早稲田大学は入試問題のレベルも高く、特化した勉強が必要です。
それに気づかず、進研や全統模試の判定を当てにして受験してしまったのが間違いでした。
結果として早稲田には落ちました。
模試の判定は良かったのに、と大きなショックを受けました。
国立2次まで時間がなく、早く立ち直らなければならない状況でしたが、滑り止めの大学を出願しておらず、家計的に2浪もできません。
他にも、ストレスになるようなことが重なってしまい、「九大落ちたらどうしよう」という考えが頭の中をよぎり、受験期は勉強に全く身が入っていませんでした。
結局、その状態のまま受験しましたが、模試通りの実力など発揮できるわけもなく、納得できる出来とは程遠いものでした。
「落ちたな」そう思い、この後の人生をどうするか、そんなことばかり考えて過ごしていました。
後期の勉強なんてできるわけもありませんでした。
みんなが合格していく中、ついに発表の日がやってきました。
当日は怖くて発表の時間になっても見に行きませんでした。
2時間後くらいに見に行こうとキャンパスへ向かっていると、予備校の先生から「おめでとう」とメールが来ました。
あ、受かったのか・・・と思いつつ掲示板へ。
自分の番号は無事に書いてありました。
嬉しかったのですが、正直予備校の先生のメールが事前にあったので実感は全然わきませんでした。
こうして、無事に今大学生として学校生活を送っています。
受験生へのアドバイス
量より質と言いますが、それは一定のレベルに達してから言えるものです。
それまではひたすら量を積みましょう。
理系の場合は、数学で勝負が決まるので最優先は数学です。
数3は敬遠されがちですが、マスターすれば一番の得点源になってくれます。
最後に、恋愛はしないように!!
余計に神経すり減らすだけですよ。
それでは合格を祈ってます。