埼玉大学(工学部)に進学
落ちた大学・学部
東北大学(工学部)
偏差値
受験時:54
(受験1年前:54)
大学受験失敗の理由
上京ついでにハメを外してしまったから
新卒で入社した企業・職業
NTTData SE
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:理系
得意科目:数学
苦手科目:英語
1日の自習時間:6時間
大学受験の体験談
当時、私は岩手県に住む田舎の高校生でした。
高校の中でも圏内では割と進学校に当たる高校で、多くの学生は国立大学へ進学します。
理系の私にとって、近くの人気大学として東北大学がありました。
志望する学生は多く、合格すれば大金星として学校内でヒーローになれるのです。
かく言う私も2年生の頃から東北大学を目指し日々勉強に励んでいました。
その頃の夏に、東北大学のオープンキャンパスへ行き、本当に設備が充実したよい大学なのだと思いました。
それからはあっという間に1年が過ぎ、受験シーズンに突入しましたね。
若干の変動はありましたが、得意科目の数学、物理で点数を稼ぎ、不得意科目の文系科目の不足分を補う。
偏差値もボーダーラインまでは、夏の時点で到達していたと思います。
別に怠慢癖があったわけでもわく、順当に成績を伸ばしていきました。
センター試験当日です。
親からもらった御守りを服の中にしまい、しっかりと準備をして取り組めたと思います。
結果は、B判定。
これは行けると思いましたね。
最後の前期試験での追い込みシーズンでは、自分の背中に追い風がふいているような気がしてなりませんでした。
センター試験は基礎的な問題が中心ですが、二次試験は受験者レベルに応じた応用問題。
特に、理系中心の問題が多く、得点比率も多いですが、理系科目が得意な私にとって、これほど難易度の低い問題はありません。
作戦はこうです。
設問前半を解答し、時間を設問後半にあてがう。そのかわり、設問後半はじっくり時間をかけて、全体で70%以上の正答率を目指すというものです。
得意科目は数学なので、実現するのはそう難しくないと確信していました。
受験当日です。
田舎の岩手から、仙台に移動し、前日はホテルでゆっくり当日に備えていました。
男性の皆さんご存知でしょうが、ホテルは大人向けの有料チャンネルがあり、修学旅行でその存在を友人に教えてもらったのです。
私はついつい、前日にそのプリペイド式カードを買ってしまいました。
一時間1000円だったと思います。
馬鹿な私はそのカードを最終的に6枚も買ってしまったのです。
もちろん、あっちの方も相当してまい、その夜は失神同然に寝てしまいました。
受験当日、若干頭と身体が重いなと思いつつ、何とか時間内に会場についたものの脱力感が尋常ではなく、当日の結果は散々たる結果となりました。
結果通知を受け、あの日のハメを外してしまったことを社会人になった今でも後悔しています。
受験生へのアドバイス
受験生の皆さん。
これまで、しっかりと準備してきても、田舎から上京してホテルに泊まる場合はついついハメを外しがちです。
私の友人で同じようなことをしでかした輩が他に2人もいました。
ぜひ、受験前日だということを肝に銘じてがんばってください。