関西大学(文学部)に進学
落ちた大学・学部
大阪市立大学(文学部)
大阪府立大学(人間社会学部)
偏差値
受験時:59
(受験1年前:52)
大学受験失敗の理由
気の緩みのため
新卒で入社した企業・職業
ジュエリー会社品質管理
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:文系
得意科目:英語
苦手科目:数学
1日の自習時間:6時間
大学受験の体験談
家が経済的な余裕がある方ではなかったので、進学する大学の条件として両親から言われていたことは、「実家通い」「国公立」の2点でした。
そのため、高校一年の時から国公立に合格することを目標に勉強を取り組みました。
そこそこ器用だった私は、ある程度努力すれば中の上の成績を取れるくらいでしたが、それより上への壁をなかなか乗り越えられずにいました。
受験生の夏に受けた模試では第一志望である旧帝国大はC判定を取ることができ、少し希望が見えましたが、 夏以降AOや推薦で私立の大学に合格していく同級生が出てくるとだんだんと勉強に集中ができなくなり、それ以上成績を伸ばすことが難しくなってきていました。
周りを羨ましく思いながら、国公立を目指さざるを得ない自分の境遇を恨めしく思っていた部分もあったと思います。
2学期からは第一志望の二次試験対策の勉強をセンターと並行して始めましたが、あまりの難しさに自分に国公立は無理なのではないかとその時点で半分諦めてしまっていた状態でした。
内心では無理だと諦め半分だったことが一番の敗因だったのかもしれません。
寒くなってきて12月に入ると、いよいよセンターを受けるんだという雰囲気が周りにも高まり、センター試験の勉強に勤しみました。
センター試験は選択式のため数値として結果が出やすいこともあり、勉強の成果が目に見えて取り組みやすかったことも集中しやすかったのだと思います。
冬休み期間は、ひたすら過去問を解きながら、暗記すれば解ける世界史を中心に追い込みをかけました。
そして、いよいよセンター試験の本番を迎え、国公立はセンターの結果で志望校に届くかどうかがある程度決まってしまうので、ものすごい緊張の中、試験を受けました。
このために3年間かけて準備をして行きましたが、
この時、とんでもない失敗をやってしまったんです。
現代社会から世界史、国語を受けた時にとんでもない凡ミスを犯してしまいました。
国語は、四部に分かれ、説論、小説、古文、漢文という構成です。
最初は必ず漢字の問題が出題されています。
私の受けた年はこの漢字の難易度がとても高く、どれを見ても全然答えが分からず、普段は問題は飛ばさず分からないなりに答えを塗りつぶすのですが、その時は慎重を期して漢字の問題を飛ばし拙論に入ることにしました。
これが問題だったのです。
全ての問題を終え、残り5分、漢字の問題に戻ってきた時、全ての回答が一つ問題を繰り上げて答えていたことに気づいたのです。
つまり、11問目の回答を10問目の段に記入していたことに、試験終了5分前に気づいたのです。
もう書き換える時間が残されていないことは誰の目にも明らかでした。
あとは、神に委ねるのみ。
回答した答えが実はミスでずれた問題の答えになっていることを願ったのです。
しかし、そんな期待もむなしくその時の私の国語の回答率はとても高く、ずれた私の回答は全て外れてしまい、国語の点数は悲惨な結果となりました。
第一志望の大学は受けることもせず第2、3希望の国公立を受けましたが、こちらも全滅し、結果センター利用で受かった私立にいくことになりました。
少しの気の緩みが命取りになるんだということを身を以て体験しました。
受験生へのアドバイス
いろんな思いで受験に向かっているかと思います。
私は両親の思いに応えるという面が大きかったと思います。
なんのために受験するか、その大学になぜ行きたいのかを自分の中に落とし込むと、それは必ず結果につながると思います。
頑張ってください。