東京理科大学(理工学部)に進学
落ちた大学・学部
早稲田大学(基幹理工学部)
慶應義塾大学(理工学部)
偏差値
受験時:60
(受験1年前:50)
大学受験失敗の理由
副科目(物理・化学)を然程勉強しなかったから
新卒で入社した企業・職業
現在も学生である
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:理系
得意科目:数学
苦手科目:化学
1日の自習時間:6,7時間
大学受験の体験談
私が受験を意識し始めたのは高校2年生の冬です。
数学の面白さに惹かれ、より高度な教育を受けたいと決意したことがきっかけとなります。
まず、学校生活についてです。
私は、基本的には学校の授業では内職をしていました。
というのも、私の通っていた高校は然程賢くはなく、授業の水準が高くなかったからです。
当時は数学ばかり取り組んでいたと思います。
また、部活は最後まで一所懸命に取り組みました。
よく、部活する代わりに受験勉強を推す方が見受けられますが、人生レベルで見て糧となるような経験を十分に得ることが出来るので、受験のその先を考慮したうえで、手を抜かずに活動すべきだと考えたからです。
以上が学校生活についてで、実際にどのように勉強していったのかを述べていきます。
まず、理系受験では専門科目(ここでは数学と理科科目を指します)では然程点差が開くことはなく、英語が肝要になってくるので、英単語や文法を固めることから始めました。
といっても特別なことはせず、よく見かける参考書にとりかかっただけです。
英語は中でも成績が現れにくい科目と言われており苦労しましたが、単語と文法が分かるようになってくると、センターの英語レベルは概ね解けるようになりました。
勉強をしていくうちに英語の骨組みが出来上がり、やがて英単語や文法は、ちょっとしたスキマ時間にやるべきだと考え始め、高校3年制になるタイミングで、英語の長文対策やより高度な数学に取り掛かるようになりました。
英語ではセンター英語の点数には対して申し分ないと思い、他学部も含めた志望校の長文にとりかかりました。
この時点で、センターレベルを超える英単語力が求められることが分かり、より難易度の高い英単語帳を適宜参照していました。
数学も同様に、センター試験では安定的に満足のいく結果が出るようになったので志望校対策に移りました。
数学は得点源にしたいと考え、古い年度の過去問に至るまで傾向を対策を抜かりなく取り掛かっていたのを思い出します。
英語と数学においては十分に戦えるだけの力を身につけたのではないかと自信を付けていきましたが、ここで誤算をしていたことに気が付きます。
それは「副科目は秋から」という悪魔のフレーズです。
私が通っていた高校や予備校ではそのフレーズをよく耳にすることがあり、自身で咀嚼することはせず鵜呑みにしてしまったのです。
2科目を半年で早慶レベルに仕立てあげることは案の定厳しく、受験当日までに間に合わせることが出きませんでした。
結果、英語数学に加え、理科科目が2つある早慶は不合格してしまい、英数物で戦える理科大に合格できた次第です。
受験生へのアドバイス
よく英語や数学は伸びにくいから先に取り組めという旨の指導法を耳にすると思います。
確かにこの意見は合理的であり賛成できますが、これは決して副科目を軽視していいというわけではないことを強調しておきます。
特に国公立受験のように科目数が増えると疎かにしがちですが、バランスよく学習に励むことが望ましいと思われます。