立命館大学に進学
落ちた大学・学部
北海道大学(医学部)
偏差値
受験時:60
(受験1年前:55)
大学受験失敗の理由
センター試験でパニックになった。
新卒で入社した企業・職業
病院
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:理系
得意科目:生物
苦手科目:英語
1日の勉強時間:6時間
大学受験の体験談
私が大学受験に失敗した理由は、センター試験でパニックになったことです。
私はもともと京都大学や大阪大学を目指していました。
それらはセンター試験よりも二次試験重視だったので、センター試験の勉強よりも二次試験の勉強ばかりしていました。
センター試験は基本問題、二次試験は応用というイメージだったので、二次試験の勉強をしていれば、センター試験もおのずと解けるようになるだろうという甘い考えで受験勉強をしていました。
つまり、センター試験の準備が甘かったのです。
今から思うと、センター試験は独特な問題が多く、早く解くコツや解き方をもっと勉強していれば、もっと点数が取れたのに、と思ってしまいます。
実際、センター試験本番では、ちょっとした引っ掛けや視点を変えた問題にことごとく引っかかり、時間をロスしてしまいました。
自分の回答とマークシートの回答欄の数が合わなかったりして、何回も解き直したりしていました。
すると、どんどん時間がなくなっていき、気付いたら手がブルブルと震え出していました。
この答えで進路が決まるというプレッシャーと、時間に追われる感覚によってパニックはドンドン酷くなり、なにも考えられなくなってしまいました。
結果、自分がセンター試験を受ける前に考えていた点数よりも1割以上低い点数でした。
あのとき、パニックにならず冷静に受け止めていたらもっといい点数が出せたかもしれないととても後悔しました。
よくセンター試験には魔物がいると聞いていたのですが、私にもその魔物は容赦なく襲いかかりました。
普段解けていた問題すらも解けない、パニックになり思考が停止する、そんな魔物のせいで、最終的に進路を変更せざるおえなくなってしまいました。
結局、今まで考えたこともなかった大学を二次試験で受験し、今まで二次試験の勉強はやっていたためか、無事に合格し、大学生になれました。
また、当時私は特に得意で点数を稼げる教科がありませんでした。
どの教科も満遍なくといった感じで点数を稼いでいました。
しかし、この方法だと、センター試験などで何か一教科失敗すると、他の教科でカバーすることができないので、取り戻すことができません。
また、私は私立も滑り止めで受けたのですが、受験科目が少なく、その教科が得意な人との差を埋めることができずに、いくつか落ちてしまいました。
私は、滑り止めがないという追い込まれた状態で、本命の国立大学を受けなければなりませんでした。
そのため、精神的に余裕がなく、余計にセンター試験でパニックに陥ったのだと思います。
もっと得意な教科を極めて、基本的な問題も早く解くという練習をしておけばと何回後悔したかわかりません。
また、私はセンター試験が終わってから多くの大学を調べました。
とてもバタバタしていて、センター試験が終わったから次は二次試験!とすぐに切り替えられず、気持ちが落ち着くまで時間がかかりました。
これも非常にもったいなく、しっかりセンター試験で点数を取れていれば、こんなこともなかったのにと後悔しています。
しかし、最初から希望していた大学ではなかったのですが、入学してみるととても楽しく過ごすことができました。
失敗して残念だったことばかりではなく、失敗したからこその出会いや楽しみもあったので、悪いことばかりではありませんでした。
受験生へのアドバイス
センター試験、二次試験の勉強の配分はきちんと考えて行うべきです。
センター試験をなめていると、私のように失敗することになりますし、二次の勉強をおろそかにしても、受験失敗する可能性があります。
しっかり得意教科で確実に点数を稼ぎつつ、満遍なく勉強することが大事です。