愛知学院大学(法学部)に進学
落ちた大学・学部
名古屋市立大学
愛知県立大学
南山大学
愛知大学
偏差値
受験時:55
(受験1年前:40)
大学受験失敗の理由
苦手科目に真剣に取り組まなかったため。
新卒で入社した企業・職業
地元の行政書士事務所
大学受験時の詳細情報
現浪:現役
文理:文系
得意科目:英語・国語・日本史
苦手科目:数学・理科
1日の勉強時間:3時間
大学受験の体験談
大学受験というと、私には苦い思い出があります。
もう30年も前ですが、私が高校3年生で現役だった時の受験の思い出です。
当時、私は英語と国語と社会(日本史)が比較的得意で、数学と理科が不得意でした。
ただ、元々あまり勉強が好きではなく、自宅では殆ど勉強していませんでした。
家はそれほど裕福ではありませんでしたが、共働きだった両親に頼み込んで、3年生になってから学校への通学路にあった大手予備校に通っていました。
予備校の自習室では概ね毎日勉強していたので、一日(平日)の勉強時間、つまり予備校での平均の勉強時間は大体2時間か3時間くらいだったと思います。
週末は図書館で、一日あたり1~2時間勉強していたと思います。
しかし、ふたを開けてみると、当時の共通一次試験(現在のセンター試験の前身)の本番で思うように点数が取れず、弱気になり、最も行きたかった志望校(地元の公立大学)の受験を断念しました。
共通一次試験の結果が思っていたよりもずっと悪く、大きなショックを受けたからです。
その代わりに受験したのは、大手予備校の資料を見て、私の共通一次の得点でも「安全圏」「合格圏」の、さほど苦労しなくても入れる地元の私立大学でした。
結局、その私立大学に進学して日々楽しく大学生活を送っていました。
しかし私はいつも心のどこかで、何か大切な「忘れ物」をしているような気がしていました。
数か月後、その「忘れ物」とは、共通一次試験の結果に落胆して、第一志望だった公立大学に挑戦しなかったことへの後悔だと気付きました。
更に考えると、高3のとき予備校の自習室ではそれなりに勉強していましたが、なぜ自宅でも必死で勉強しなかったのかと強く後悔しました。
特に不得意科目だった数学と理科について、せっかく両親が高い授業料を払って予備校に通わせてくれていたのに、その克服のために必死で頑張らなかった自分を責めました。
大学1年生の頃は後悔の日々がしばらく続きましたが、気持ちを切り替えて前に進むことにしました。
失敗することを極端に恐れ、成功する可能性が高い、安易な方向へ逃げてしまうという自分の弱点を克服したいと考えるようになり、新たなチャレンジをすることを決意しました。
具体的には、大学2年生の一年間でアルバイトをして授業料を貯めて、3年生になってから1年間予備校に通って、行政書士試験合格を目指し勉強を開始したのです。
しかし結果は遊びと勉強の時間にメリハリがつけられなかったために、残念ながら不合格でした。
だが、このチャレンジから目標が高過ぎるということは決してないこと、挑戦を続ければ自分の可能性は必ず広がることの2つの重要な教訓と自信を得ることができたと思っています。
なお、後日談ですが、私は結局、翌年の2度目の挑戦で行政書士の資格を取得することができました。
その後、働きながら税理士の資格を取得して、現在はちっぽけですが、自分の税理士事務所を経営しています。
最後になりますが、大学受験に失敗したことは、私にとって確かに苦い思い出です。
でも、人生は「七転び八起き」だと思います。
志望の大学に入れなくても、その後で頑張れば、必ずチャンスは訪れます。
若い皆さんには是非、目標に向かって諦めずに頑張って欲しいです。
受験生へのアドバイス
目標が高過ぎるということはありません。
挑戦を続ければ自分の可能性は必ず広がります。
自分を信じて、目標に向かって毎日粘り強く頑張ることです。
多少の失敗では諦めないでください。
それから、住んでいる地域の拠っては、通信教育や家庭教師という方法しかない場合もあると思いますが、やはり予備校に通ったほうが良いと思います。
予備校の先生や仲間(同級生など)の励ましや、情報交換が重要です。